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「ここサササ佐渡島です♪」5歳息子が口ずさむ歌の正体

最近、5歳の息子がよく歌っているお気に入りの歌がM!LKの「好きすぎて滅!」です。ある日もご機嫌に歌っていたのですが、聞いていると、「……ん?なんか歌詞が違わない?」よーく耳を澄ませてみると、「ここサ、サ、サ、佐渡島です♪」
……佐渡島!?思わず「今、なんて歌ったの?」と聞き返してしまいました。
「佐渡島バージョンだよ!」
息子に聞いてみると、「佐渡島バージョンだよ!お友達が歌ってた!」とのこと。猛烈に気になった私は、さっそく調べてみることに。すると、YouTubeで、佐渡島出身の動画クリエイター「けえ【島育ち】」さんによる、佐渡島をテーマにした替え歌の動画を見つけました。
「なるほど、これか!」息子はお友達が歌っていたものを覚えて、家でも歌っていたようです。最初は「子どもたちの間でこんなのが流行ってるんだ」とほほえましい気持ちでいたのですが、ここから思わぬ方向へ話が広がっていきました。
「佐渡島ってどこにあるの?」
せっかくなので、「ところで佐渡島ってどこにあるか知ってる?」と聞いてみると、息子はまだよく分かっていない様子。そこで一緒に佐渡島について調べてみることにしました。「島なんだ!」「新潟県にあるんだね」歌っていただけの「佐渡島」が、少しずつ実在する場所として息子の中でつながっていきます。
さらに佐渡島について調べていると出てきたのが、「トキ」。動物が大好きな息子は、ここで一気に食いつきました。「トキってどんな鳥?」「佐渡島にいるの?」「何を食べるの?」気になることが次々と出てきます。「いつか佐渡島行ってみたいね!」そんな話にまで発展しました。
「なんで佐渡島の歌を歌っているの?」
そして、息子からもうひとつ出てきた疑問がありました。「この人、なんで佐渡島の歌を歌ってるの?」そこで動画について調べてみると、けえ【島育ち】さんは、この動画を通して佐渡島に遊びに来てほしいという思いを発信していることが分かりました。自分の住んでいる場所や大好きな場所の魅力を発信して、「こんなところがあるよ」「遊びに来てね」と知ってもらうことも、地域を盛り上げるひとつの方法なんだよ、と。すると息子が、「じゃあ、僕たちの住んでる勝浦バージョンも作ったらいいんじゃない?」「勝浦のことを歌ったら、みんな来てくれるかな?」そんなことを言い始めました。おお、そこまで話が広がったか!と、母はびっくり。
替え歌をただマネして歌っていただけだったのに、「なぜこの人は佐渡島を歌うのか」を考え、その理由を知り、今度は自分が暮らす地域に置き換えて考えている。5歳なりに、「自分のまちの魅力を誰かに伝える」ということを少しだけ理解したのかもしれません。
替え歌ひとつから、地理、生き物、そして地域へ
今回の始まりは、お友達から覚えてきた、たったひとつの替え歌。気がつけば、ひとつの歌からここまで興味が広がっていました。子どもの「これ何?」「なんで?」を一緒に追いかけてみた結果、思いもよらぬ収穫が。でもきっと、こういう何気ない瞬間にこそ、子どもの視野がぐんっと広がるきっかけが隠れているのかもしれません。YouTubeも、お友達から覚えてくる替え歌も、一見ただの遊びに見えて、その先にどんな興味が待っているか分からないものですね。
そして我が家では今日も、「ここサササ佐渡島です♪」が流れています。
「勝浦バージョン」が完成する日は来るのでしょうか。もし本当に息子が作り始めたら、それも立派な「地元愛」の第一歩なのかもしれません。
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