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かけっこはいつもドベ。運動音痴のわたしがものすごく褒められた運動会の記憶

わが家の長女は、来月に運動会を控えています。活発な長女は走ることが大好き、いつだって「1番」を狙っています。一方でわたしは、6人で「よーいどん!」と走れば、5位が通過してゴールテープがもう一度張られるくらい、走るのが遅い子どもでした。そんなわたしがものすごく褒められ、今でも励みになっている運動会のエピソードです。
小学4年生の運動会にて…
年に2回帰るわたしの実家には、わたしの靴が2足あります。1足目はファーストシューズ、2足目は小学4年生の運動会でわたしが履いた靴です。1足目は共感する方も多いはず。気になる2足目がなぜ残されているかと言えば、「障害物競走で2位を取ったから」です。

ドベだったから価値がある
当時通っていた学校の運動会では「走る」が必須でした。リレーの選手にはとてもなれないので、6年間の中でかけっこと障害物競走、巡ってきたものに対して全力で取り組んだのですが、いつもドベでした。ところが、6年間でたった1度だけ景色が変わった日があります。小学4年生の障害物競走で、2位を取ったときです。今考えても偶然、クジ運が良かったのか…。それでも家族は大騒ぎ。靴を見るたびに思い出す「奇跡の2位ゴール」です。
振り返って思う、わが子の「ものさし」
「2位」という順位を目の当たりにして、悔しいと思う子、わたしのように快挙だと思う子、そもそも「障害物競走なんて運でしょ」という冷静沈着タイプ、いろいろだと思います。わが家の長女は、きっと悔しがるタイプです。これまでも「わたしに比べたら、すごいよ!(めっちゃ事実)」なんて励ましの言葉も、長女には響きませんでした。勝負ごとに対して、嬉しさも悔しさも、その子の「ものさし」を大切にしたい。自分の経験を踏まえて、わたしがいま思うことです。

さいごに
運動会、最近は順位をつけないことも多いようです。それでも「走るのが速い子」「走るのが遅い子」は目に見えて分かります。だからこそ、その子のものさしで、「よくがんばったね」という気持ちを伝えたいと思っています。「うちの子にしてはものすごい記録だ!」と感極まれば靴の永久保存がおすすめ。イベントシーズンの秋、親にしかわからない「子どもの成長」を見逃さないように、ハンカチ片手に(長女は幼稚園最後の運動会なので、涙腺対策として)見守ります。
わたしは持つことのなかった長女の「勝ちたい」という気持ち、尊敬しています。
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