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椅子取りゲームにも種類がある?保育園の室内遊びに「時代」を感じた話
3歳ムスメを子育て中、アラフォーママのきゃんです。ムスメは令和生まれ、母は昭和生まれ。40歳近い年の差ゆえにムスメが保育園で体験していることは、わたしには初耳なことも多いのですが、ここ最近で一番「時代」を感じたのが「仲良し椅子取りゲーム」です。皆さんご存知でしたか?
椅子取りゲームに種類がある?
わたしにとって椅子取りゲームとは、椅子を奪い合うゲーム一択。しかしムスメにとっての椅子取りゲームはいわゆる「椅子取りゲーム」と「仲良し椅子取りゲーム」の2種類!「椅子を奪い合うゲーム」と「みんなで仲良く椅子に座るゲーム」だそうです。
仲良し椅子取りゲームはこんな感じ
保育園によって多少の違いがあるかもしれませんが、こんな感じで遊ぶそう。
1. 人数より少ない椅子を円にして並べる
2. 曲が流れている間は周りをぐるぐる回る
3. 曲が止まったら皆で椅子に座れるようにどうしたらいいか話し合う
4. 椅子を半分こしたり、お膝にのせたり
「話し合う」というところに時代を感じました。園の連絡ノートに添付された写真にはお膝に2人のせて座っている姿も。椅子が減るごとにきゃーきゃー笑いながら皆で工夫している様子が伺えます。
仲良し椅子取りゲームから感じる時代性~これから育みたい能力~
以前読んだ書籍『子どもが教育を選ぶ時代へ』の中では、現在世界の教育現場で育まれようとしている21世紀型スキルは4C、Communication(コミュニケーション)、Collaboration(協働)、Creativity(創造性)、Critical thinking(批判的思考)と書かれていました。
仲良し椅子取りゲームはコミュニケーション、協働、創造性を育むのに繋がりそうです。こうしたわたしたち親世代にとっては新しい遊びを通じて、現代で必要とされる能力が幼少期から自然と身に付いていくなら何よりです。おうち遊びもこうした視点でアレンジできるかを考えたいと思いました。
「自分とお友達(近くにいるメンバー)にとっての最適は何かを考え、工夫する」、そんなクセがつくような遊びが色々できるといいなぁ。。
余談
ちなみにChatGPTによると2005年頃から発祥しているようですが、職場の20代後輩や小学生の子がいる友人等数人に聞いてみたところ仲良し椅子取りゲームを知っている人はいませんでした。地域によっても違うのかもしれませんね。
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