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少食、遅食…小学校入学前に娘と確認しておけばよかったなぁと思うこと

少食、遅食…小学校入学前に娘と確認しておけばよかったなぁと思うこと

春から新一年生となるお子様のいるご家庭は、入学に向けての準備が大詰めの頃でしょうか。
現在一年生の娘のいる我が家も、去年のこの時期はドタバタだったなぁと懐かしく思います。
入学準備といえば学用品や物品の購入に目が行きがちですが、入学後、生活習慣の違いにも気を配っておけばよかったなと思うことも多々ありました。
そのひとつが、給食。

入学早々、給食で学校行き渋り!?

もともと食べるのが遅い娘。食わず嫌いや好き嫌いというものはそれほどないのですが、とにかく食べるのが遅い!
小学校の入学説明会では、食わず嫌いは減らしてほしいというようなお話はありましたが、幼稚園の頃は特に問題はなかったので何の対策もせずにそのまま入学しました。

そして1ヶ月。お友達も増えて、小学校生活も順調…と思っていたところ、突然学校行き渋りが始まりました。
原因は給食。

先生から、毎食数口ほどしか食べないと聞いてびっくり。「今日、給食残した」と娘から聞いていましたが、まさかそれほどとは…。
さらには給食が食べられないことに思い悩んで、普段の食事も食べられなくなりました。
色々試して、結果的に徐々に食事量は戻ったのですが、入学前にもっと対策を取ればよかったなと思います。

自分でオムライス作りに挑戦したことも、食への意欲が戻ったきっかけのひとつ

入学前に確かめたいこと・身につけたいこと

前述の経験から、私が入学前に子どもと確かめておけばよかったなと思うことは次の通り。

・自分が食べられる量を把握する
・食べられないことをきちんと伝える
・時間配分を考えながら食事をする

まず、食事量。
家では、私が娘の食事量を把握しているので、自然と量を調整して食卓に出していました。今日はお腹が空いてなさそうだから減らそうとか、トマトが苦手だから少なめにとか。そうすると、いつでも娘にとっての適量が出されるので完食できてしまい、それが普通となっていました。
ですが、学校給食では一人当たりの量は決まっています。娘にとっては量が多くて完食できないことが続き、給食への苦手意識ができてしまったようでした。なので、まずは子ども自身が、どれだけなら給食を食べ切れるかを把握しておく必要があったなと思いました。

次に、食事量の調節。
給食の量が多いと思ったら、盛り付けの時に減らしてもらう必要があります。
娘は、給食の量を減らすのはダメなことと思っていた上に、人に何かをお願いするのが苦手。そのため、何も言えずに普通量の給食を受け取ったものの食べきれずに残してしまい、罪悪感からさらに給食が喉を通らないという悪循環に陥ってしまったようでした。
そのため、給食の量を調節することは悪いことではないと教え、人にお願いする勇気を持たせる必要があったなと思いました。

そして、時間配分。
幼稚園時代に、デザートは食事の最後に食べようと指導を受け、それをずっと素直に実行していた娘。ですが、幼稚園よりもはるかに短い小学校の給食時間では、主食やおかずが食べきれなくてデザートまで到達せず、「大好きな果物が食べられなかった…」と悲しそうにしていることもしばしば。
食べる順序は大事ですが、それよりも少しでもたくさん食べてほしい!が、親の本音。なので、順序よりも食べたいものや食べきれそうなもの優先で食べるように伝えました。
給食時間の長さは、幼稚園の時より半分ほどに短くなっていたので、一番気にかけてあげないといけない部分だったなと思います。

そして最後に…
一品でも完食したら、褒めまくること!
その一品がたとえ少量の副菜でもデザートでも、食べ切ったという事実が、少食や遅食の子にとっては自信となって全品完食の目標に繋がると思うんです。
実際、娘はそうやって少しずつ食べられる量を増やし、今では皆と同じ量の給食を、ほぼ毎食完食しています。

幼稚園と小学校の違いに戸惑う子が多いとは聞きますが、給食もそのひとつだったことが驚きでした。
新一年生がスムーズに新生活をスタートできることを願っております!
ありがとうございました。

給食「不安…」を「楽しい!」に。

この記事を書いた人

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大阪府

あくる

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夫・長女6歳(小1)・長男3歳(幼稚園年少)
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