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6年後の後悔が怖い?ラン活で親が陥る「先回り不安」の正体と向き合い方

こんにちは、大阪市でストレスチェックやハラスメント対策・コミュニケーション向上プログラムを支援する会社を経営しながら、5歳の双子イチくんとニーくんの育児にも全力投球中、37歳の双子パパ、中井裕規です。
ラン活で見えてきた親の迷い
少し前から、わが家でもいわゆるラン活が始まりました。大阪梅田の百貨店やグランフロント大阪などで、いくつかランドセルのお店や展示を見て回っています。
とはいえ、全てのランドセルを見せることはできません。資料を集めても、世の中にある全ての商品を比べられるわけではありません。なので、まずは夫婦で「このあたりを見に行ってみようか」と相談しました。主に調べてくれたのは妻です。妻、ありがとう。
今回、私がラン活で考えたのは、ランドセルそのものの話というより、「親がどこまで補助線を引くのか」ということでした。
子どもに任せたい。でも任せきれない
子どもに自由に選ばせたい気持ちはあります。でも、5歳の子どもが最初から全ての選択肢を比べて、自分に合うものを判断するのは難しいですよね。
かといって、親が最初から「これがいいよ」と決めすぎてしまうと、子どもは自分で選んだ感覚を持ちにくくなります。
ここが、親として本当に難しいところです。子どもの希望を尊重したい。でも、将来のことを考えると、つい口を出したくなる。この気持ちの中に、親の「先回り不安」があるのだと思います。
「男の子だけど大丈夫かな」と思ってしまった
たとえば、わが家のイチくんは、ピンクゴールドやピンクベージュのような、少し落ち着いた色味が気に入っているようです。どのお店に行っても、選ぶ方向性はあまりぶれません。
親としては「男の子だけど大丈夫かな」と一瞬考えてしまう自分もいます。でも、よく見ると、ピンクといってもいろいろな色があります。明るい色、落ち着いた色、ベージュに近い色。本人なりに「これが好き」という感覚を持っているのだと思います。
ここで親ができることは、「それはだめ」と止めることではなく、「どんなピンクが好きなのか」「6年間使うとしたらどんな感じがよさそうか」と一緒に考えることなのかもしれません。
先回り不安は、悪者ではない
親の先回り不安は、決して悪いものではないと思います。子どもに嫌な思いをしてほしくない。後悔してほしくない。できれば楽しく小学校生活を過ごしてほしい。そう願うからこそ、不安になるのだと思います。
ただ、その不安が強くなりすぎると、子どもの「好き」よりも、親の「心配」が前に出てしまうことがあります。
だからこそ大切なのは、不安をなかったことにするのではなく、「これは本当に子どものための心配なのか」「自分の古い価値観から来ている心配なのか」と、一度立ち止まって考えることなのかもしれません。
親の補助線は、希望を消すためではない
子どもの選択を尊重することと、何も言わずに任せきることは違います。
親の補助線は、子どもの希望を消すためではなく、子どもが自分で考えやすくするためにある。そんなふうに考えると、親の関わり方も少し変わってくる気がします。
ラン活は、ただランドセルを選ぶ時間ではありません。子どもの「好き」と、親の「心配」がぶつかる時間でもあります。
だからこそ、親の不安を押しつけるのではなく、子どもが考えるための材料として渡していけたらいいなと思っています。
子どもの「好き」を守るために、
親は静かに選び方を支えるのかもしれませんね
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