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今まで大丈夫だったのに…7歳で突然の小麦アレルギー発症!食物依存性運動誘発アナフィラキシーとは

今まで大丈夫だったのに…7歳で突然の小麦アレルギー発症!食物依存性運動誘発アナフィラキシーとは

3月に7歳になったばかりの2年生の息子が、突然アナフィラキシーを発症。顔が腫れ、呼吸が苦しくなり、エピペンを使用し、救急車で搬送されました。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーの疑いって診断されたけど、これってなに?今まで食べても大丈夫だったのに突然発症するものなの!?
息子を襲った食物アレルギーについてまとめたいと思います。

公園でランチ食べて、遊んでいたら…顔が腫れて、息が苦しい!

ゴールデンウィーク、大阪市阿倍野で行われた消防イベントに参加していた我が家。
赤ちゃんの時から消防車が大好きで大きくなったら消防士さんになりたい息子は、イベントに来ていたNHKに偶然取材していただいたりして、消防がもっと大好きになりました。

「消防車かっこよかったね!」「テレビに映るかな?」
イベントを楽しんだ後、天王寺公園へ!GWということもあってどのレストランも大混雑。近くにあったコンビニでお弁当を購入。芝生でランチして、公園で遊んでいたら…

「お母さん、苦しい…」
さっきまで元気いっぱいだった息子が突然ぐったりして、咳が止まらない!暑い日だったので熱中症かと思い、日陰に移動し持参していた凍らせておいたスポーツドリンクで冷やしたり飲ませたりしましたが全く改善しない。そうしているうちに徐々に顔が腫れてきてじんましんやむくみが出てきて、ゼーゼー呼吸が苦しそうになっていきました。

「アナフィラキシーかも!?」
所持していたエピペンを使用し、救急に連絡し、病院に搬送。症状は無事落ち着き、その日は入院して帰宅しました。

医師への確認用に症状を撮影しておくといいと思います

小児科の先生が激怒!…実は以前も同じような症状が!

実は、以前にも同じような症状が出ていた息子。3月に、1泊2日のお誕生日旅行で行った鈴鹿サーキットでも、夕食でバイキングを食べた後に顔が腫れて呼吸が苦しくなっていたのです。

「旅行でテンション上がりすぎたんかな」「バイキング食べすぎてお腹が膨れたから?」
「…でも顔が腫れるっておかしいよな??」

その時はまさかアレルギーだなんて思いもせず、2時間以上経過してなんとかとか落ち着きそのまま就寝。翌日は元気いっぱいで、息子も遊びたい!というので折角旅行に来ているしとそのまま旅行を満喫。
帰宅後、念のために病院に連れて行くと、「すぐ救急車呼ばないと!」と小児科の先生にめちゃくちゃ怒られました。

おそらく…”食物依存性運動誘発アナフィラキシー”ではないか。何か原因のアレルギーを摂取した後に運動すると症状が誘発されるタイプのアレルギーだと診断。

バイキングのため食物の限定が難しく、食物以外の要素のアレルギーもあるとのこと。先生がピックアップされた怪しそうな項目のアレルギー検査をしましたが、どれも基準値以下で何が原因なのか分からない。

分からないから対処のしようがないということで、次同じような症状が出たら、エピペンを使用して救急車を呼んで対応してくださいと教えていただき、毎日エピペンを持ち歩いていたのです。そんな経緯もあって今回はエピペンを投与し、救急搬送していただくという対応をすることができました。

「食べ物」+「運動」で出る”食物依存性運動誘発アナフィラキシー”

おそらく…”食物依存性運動誘発アナフィラキシー”ではないか。何か原因のアレルギーを摂取した後に運動すると症状が誘発されるタイプのアレルギーだと診断。

バイキングのため食物の限定が難しく、食物以外の要素のアレルギーもあるとのこと。先生がピックアップされた怪しそうな項目のアレルギー検査をしましたが、どれも基準値以下で何が原因なのか分からない。

分からないから対処のしようがないということで、次同じような症状が出たら、エピペンを使用して救急車を呼んで対応してくださいと教えていただき、毎日エピペンを持ち歩いていたのです。そんな経緯もあって今回はエピペンを投与し、救急搬送していただくという対応をすることができました。

今回息子が診断された”食物依存性運動誘発アナフィラキシー”は、主に学童期以降にみられるアレルギーで、初めて発症するピークは10~20歳代で男子に多くみられる傾向があるそう。

何かを食べただけではアレルギー症状は出ないけれど、「特定の食べ物を食べる」+「運動をする」と症状が現れます。昼食後の休み時間、5時間目の体育の時間、サッカーなどの運動系の部活の時間におきやすいと報告されているそうです。

今まで普通に食べてたのに、突然小麦アレルギーに!

天王寺公園ではアナフィラキシーを発症する直前に”ざるうどん”を食べていたため、小麦や大豆などのアレルギーがないか再検査。小麦が少し高い結果となりました。設備の整った病院で誘発試験などを行なってから確定診断されるそうですが、小麦を食べない生活を送っています。

アナフィラキシーが発症したときは、公園でうどんを食べてから父とボール遊びをしていました。そんなに激しく動いていたわけではないけれど発症…運動の程度もその日の体調などで変化するらしく、ここまでは大丈夫と一概に線引きはできないそうです。

息子は7歳になるまでアレルギーと診断されたことはなく、今回診断された小麦を使ったパンやうどんなどを摂取してもアレルギー症状が出たことはありませんでした。

”食物依存性運動誘発アナフィラキシー”は「特定の食べ物を食べる」+「運動をする」と現れます。小児科の先生がおっしゃるには、小さい頃はそこまで運動量が多くないから発症しなかったけれど、成長して運動量が増えた息子くらいの年齢で発症し、初めて気づくことが多々あるそうです。

給食も小麦を除去…パンも揚げ物もカレーも食べれない

今まで当たり前のように毎日食べていた小麦。
息子が通う小学校の給食では、週2回はパンの献立なので、代替えの献立を自宅で用意して対応しています。

初めてのパンの日、おにぎりを代替えとして持参したのですが、みんなと異なる献立なのが恥ずかしくて、ポケットにおにぎりを隠しながらこっそり食べていたそうです…涙。

そこからはなるべく給食と同じ献立を持参するように準備!
パンは米粉パン、焼きそばは玄米の麺で作った焼きそば…と意外と代用品が活用でき、なんとかなるもんだなと勉強の日々。

「これってお米のパンなの?すごいね!」
先日小学校の給食を見学させてもらったのですが、隣の席のお友達とおしゃべりしながら給食を楽しんでいてホッと安心しているところです。

アレルギーや小麦の本を読んだり、親子で頑張っています

恥ずかしいのですが、息子がアレルギーを発症するまで、アレルギーをきちんと理解できていなかった私。
図書の先生に子供でもわかりやすい「アレルギー」の本を教えていただいたり、「小麦」の本で小麦が使われている献立を学んだり、親子で勉強を始めました。

まるで宝探しのようにスーパーで商品の裏についている食品表示を確認してから購入することも楽しんでいます。探してみると想像以上にたくさん見つけることができ、代替えできる商品もあちこち陳列してあったりして、こっちもも美味しそうだね!と息子と大喜びしています。

今まで当たり前のように食べれていた献立が食べれなくなり、親子で少し心と体がしんどくなってしまったりもしましたが、少しずつ理解が進んでなんとかなるかも!と頑張っています。

呼吸が苦しくなったり顔が腫れたり…子供の様子がいつもと違ったら救急車を呼んでくださいと、小児科の先生に怒られてしまった私。アナフィラキシー症状は30分以内にエピペンを投与するかどうかがポイントになるそうです。

「食べ物」+「運動」で発症し、10~20歳代で初めて発症するという今回初めて知った、食物依存性運動誘発アナフィラキシー。分からないことばかりで手探りの状態ですが、頑張りすぎてしんどくならないように親子で少しずつ乗り越えていきたいと思っています。

医学的な内容を知識のない私が書いているため多少誤った内容があるかもしれませんが、子育てをされている皆さんの参考になればと…まとめました。何かの役に立てば嬉しいです。

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ゆっけ

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デザイナー 車椅子ママ

夫・長男7歳(小2) 親子で大好きな警察や消防・自衛隊を"推し活"しながら、にこにこわくわく車椅子で子育てしています。

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