親子で楽しむ春のピクニックは、この場所、この手作りサンドが大正解だった!

親子で楽しむ春のピクニックは、この場所、この手作りサンドが大正解だった!

ゴールデンウィークのお出かけ、どこに行こう?そんな親子におすすめなのが、手作りサンドイッチを持って出かけるピクニック。新宿御苑の「母と子の森」で、自然にふれながらゆったり過ごす一日を提案します。


春のやわらかな陽気に誘われて、どこかへ出かけたくなるゴールデンウィーク。小さな子どもとのお出かけは、「無理なく・楽しく・ちょっと特別に」がキーワードです。そんな親子時間にぴったりなのが、手作りランチを持って自然の中で過ごすピクニック。行き先は、都心とは思えないほど豊かな緑に出会える新宿御苑の「母と子の森」がおすすめです。

親子で楽しむ“ピクニック準備”

お出かけ前の時間も、親子で一緒に楽しんでみませんか。今回の主役は、手軽に作れるサンドイッチ。食パンにバターやマヨネーズを塗って、レタス、きゅうり、ハム、チーズなど、好きな具材を自由にサンド。ジャムやマーマレードなどの甘いスプレッドも加えれば、ちょっとしたデザートサンドにもなります。

「何を挟もうか?」と一緒に考えたり、自分で具材を並べたりする時間は、子どもにとっても特別な体験。カラフルで可愛いペーパーナプキンを用意すれば、見た目にも楽しいランチになります。

行き先は「母と子の森」

ピクニックの目的地は、新宿御苑の新宿門から入ってすぐの「母と子の森」。一歩足を踏み入れると、都会の喧騒がすっと遠のき、空気がやわらかく変わるのを感じます。自然に包まれる静けさは、大人にとっても心をリセットしてくれるひとときです。

新宿御苑 「母と子の森」とは

*本記事に掲載している写真、および情報は2026年4月20日時点のものを使用しています。

新宿御苑の北エリアに位置する「母と子の森」は、日本の里山に見られる森林、草原、水辺の動植物生息地を再現するべく設計された場所です。430mの遊歩道には木や野の花だけでなく、トンボや蝶などの昆虫、どんぐりや木のみを食べにくる鳥の声も楽しめます。

ゆったり歩ける、ちょうどいい自然体験

植物や生きものを観察しながら、森をのんびり歩いても1周20〜30分ほど。

橋の上から川面をのぞいたり、小さな滝を眺めたり、なだらかな丘を登ったりと、ほどよい起伏も楽しめます。木立が高く、日差しの強い日でも涼しく過ごせるのも嬉しいポイントです。

森の入り口には、休憩所「森の家(西休憩所)」があります。室内には森の探検案内図があり、生き物や植物の見どころが紹介されています。飲み物の販売機も設置されています。

トイレは休憩所に向かって左奥側にあります。水筒に水を汲めるウォーターサーバーもあって、便利です。

森の中には、里山の森、森の家、いきものの森、巨樹の森、ラクウショウの森など、それぞれに表情の異なるエリアが広がっています。

水辺も多く、亀の姿を見つけたり、あめんぼうやトンボなど、季節ごとの生きものに出会えるのも魅力のひとつ。子どもの「見つけた!」が何度も聞こえてきそうです。

暑い日でも木陰は涼しく、散歩しやすい。

森に入ってすぐに小さな滝があります。小さな子と一緒に音を聞くのも楽しいですよ。

季節ごとの草花を見るのも楽しみのひとつ。春は、水場でよく見られるアヤメ科の花がとても綺麗です。白、紫、黄色と見つけやすい色の花が多く、子供と一緒に観察するのも楽しいです。

イチハツ(一初)アヤメ科、アヤメ属

シャガ(射干)アヤメ科、アヤメ属

森には一応「順路」はあるのですが、細い小道や敷石でできた道など、「ちょっと行ってみようか?」と探検したくなる要素がたくさん、つい回り道をしてしまいます。

ちょっと行ってみようかな・・・とついつい順路を外れたくなる敷石の小道。

橋を渡って川を渡るのも楽しい。

中でも、私がぜひ見てほしい!と思うポイントは「ラクウショウの森」です。秋になると枝が鳥の羽のように落葉することから「落羽松」と呼ばれるそうですが、ここに生えているのは明治時代に植えられた樹齢100年を越える巨木です。

木の周りにたくさん生えているツララのようなものは気根と呼ばれており、ラクウショウの根から生えているものです。地上や水面に出て、酸素を取り入れる働きをしています。これだけ大きく、綺麗に生えている気根は大変珍しいものだそうです。写真には収まり切らないサイズ感と荘厳さは、ぜひ現地で見ていただきたいです。

ラクウショウの巨木のそばに、ボコボコと気根が生えている様子は幻想的です。背が高すぎて、画角に収まりませんでした。

つららが地面から生えているようにも見えて、鍾乳洞の中の景色に似ています。

背の高い木立には、たくさんの鳥が住んでいます。目をつぶって耳を澄ますと、どこからか鳥の鳴き声が聞こえてきます。

森のそこかしこに、観察ポイントを知らせるサインが置かれています。この看板を見て、早速耳を澄ませてみると、チッチ、チッチと短く鳴く声が聞こえていました。

鳥の巣箱が設置されている木がいくつもありました。

お待ちかねのランチタイム!

たくさん歩いたあとは、お待ちかねのランチタイム。森を出て少し歩くと「レストランゆりのき」のサインが見えます。建物にはレストランもありますが、無料の休憩所として開放されているので、室内とテラスのどちらも使えます。お天気が良ければ、ぜひテラスでゆっくりと手作りサンドイッチを広げましょう。

外で食べるごはんは、それだけで特別な味に。自分で作ったサンドイッチなら、なおさらです。

建物内ではお弁当を買うこともできますが、無料の休憩所としても利用できます。

建物の外にはテラスがあります。ここで外の景色を眺めながらのランチは最高です。

おまけ

母と子の森での散策を終えた後も、新宿御苑には見どころがたくさんあります。体力に余裕があれば、ランチを食べ終えた後も園内の自然を楽しんでください。

取材に訪れた4月後半はツツジが見頃でしたが、5月に入るとユリノキ、サツキ、トチノキ、バラ、ホオノキなどが楽しめます。ホームページでは四季を通して、見どころが発信されていますので参考にしてみてください。

ツツジ山が見事に色づいていました。(2026年4月20日撮影)

GWは“ちょうどいい自然”へ

遠出をしなくても、親子で心地よく過ごせる場所は身近にあります。手作りのランチと、小さな発見が詰まった森の時間。今年のゴールデンウィークは、新宿御苑の「母と子の森」で、親子の穏やかな一日を過ごしてみませんか。

▶️新宿御苑ホームページ https://fng.or.jp/shinjuku/

ライター

モンテッソーリ教育堀田はるなの画像

モンテッソーリ教育 堀田はるな

モンテッソーリ原宿子供の家・モンテッソーリすみれが丘子供の家教員、保育士。アパレル業界、eコマース、金融など様々な業種でのマーケティング業務を経験後、教育の道へ転身。日本モンテッソーリ協会承認モンテッソーリ教員免許取得。著作「子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド」。

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