新学期子どものメンタルに差が出る!GWの過ごし方

新学期子どものメンタルに差が出る!GWの過ごし方

新年度が動き始め、ようやく慣れたころにやってくるのがゴールデンウィークです。大型連休が明けると、連休前まで頑張っていたわが子が急にペースダウンして、親も戸惑ってしまうことがあります。今回は、連休明けの急ブレーキを極力避けるためにゴールデンウィーク中に気に掛けておきたい過ごし方をご紹介します。

連休明けのコンディションは連休中の過ごし方で決まる!

「新年度から1カ月頑張ったし、連休はおもいっきり遊んで休んで、連休明けにまた頑張ろう!」と考えることは全く不自然ではありません。しかし実は、大人の考えるメリハリのついた休み方が、まだ体力・気力の充実していない子どもにとっては意外と辛いことがあるため、注意が必要です。

とはいえ大型連休は年に数度しかない思い出作りのチャンスでもありますよね。できる限りその後の平日に影響がない形で楽しみたいものです。連休明けの子どもにありがちな不安を、着実に整えるポイントを解説します。

連休明けの負担を減らすゴールデンウィークのポイント

1:生活リズムを崩しすぎない

何日も休みがあるからといって生活リズムを大幅に崩さず、普段と1時間程度のズレに留めておくのがおすすめです。連休で大幅に生活リズムが変わると、連休明けに頭がぼーっとする、体がだるいといった身体的な不調を感じやすくなります。このような明確でない不調が子どもの心に負担をかけ、登園・登校しぶりにつながることは珍しくないのです。

いつもなら早朝に起き出すものが、大型連休だからとつい遅くまで寝ていたり、逆に寝る時間が2時間、3時間と遅くなったりすることもありますよね。連休明けの体を考えるなら夜更かしは控え、起床時間も1時間遅らせるくらいが理想です。長くても2時間以上のズレにならないように、気をつけながら行動すると良いでしょう。

2:余裕をもったスケジューリングを心がける

連休に旅行やレジャーなど外出を予定している場合、スケジュールには余白の時間を設け、余裕をもたせておきましょう。大型連休には、長時間移動など公共の場所で過ごす機会がよくあります。子どもにとっては「狭い空間でじっとする」「知らない人と同じ空間で過ごす」といった緊張する場面も多いのです。

ストレスがかかりやすい環境のなかで、ママやパパから「早くしなさい!」と急かされると、子どもの精神はぐったりと疲れてしまいます。この疲れが連休明けまでひきずると、平日の忙しいときに泣いてぐずる、だだをこねるといった行動につながりやすくなるでしょう。子どもをできるだけ急かさずに動けるよう、1つ1つの行動にかかる時間を多めに見積もって予定を立てるのがおすすめです。

3:連休終わりにはポジティブな声かけを

連休が終わりに近づく頃、子どもにはポジティブな声かけで園や学校に戻る心の準備を促すと良いでしょう。同時に、ネガティブな声かけをしないように注意することも大切です。連休中のポジティブな気持ちを継続したまま平日を迎えられたら理想的ですね。しかし子どもは疲れがたまっていることも多く、実際にはちょっとした声かけでネガティブな気持ちに傾きやすくなっています。

連休終わりに避けたい声かけは、小学生の場合「宿題終わってるの?」「ダラダラしたんだから、明日から勉強しっかりしなさいよ」など。幼児の場合は「明日から保育園(幼稚園)だから早く寝なさい」と怒ったり、「明日は園だけど、もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)だから泣かないよね」と甘えたい気持ちを抑えたりする言葉が、子どもの心をますます疲れさせることがあります。

反対に、年齢を問わず「明日、帰ってきたら、おいしいおやつを食べようね」など帰宅後の楽しみについて話したり、「一緒に遊べて楽しかったよ! ありがとうね。また遊ぼうね」といって子どもに感謝を伝えたりすると、子どもの気持ちはぐんぐん前を向き、休み明けの登校や登園も乗り切りやすくなるのです。

寄り添う行動や言葉が子どもにエネルギーを与えます

大人が精神力で“休み明けの平日”を乗り切ることができても、子どもにはまだまだそれができず、園や学校の生活に影響を与えてしまうこともあります。ここでできることは、連休中の動きを少しセーブしつつ、子どもの心にポジティブなエネルギーを与えてあげることだけです。

それでも連休明けに「ダラダラ」が見られるようなら、あえてシャキッとさせようとせず、連休明けの頑張りをねぎらう時間を取ってみましょう。好きなおやつを用意して、連休明けに頑張って登園・登校したことをたくさん褒めてあげてください。ほんのちょっと遠回りする時間が、子どもの不機嫌を早めに収束させることにつながっていきますよ!

ライター

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心理カウンセラー、占い師 あん茉莉安

ふたりの女子の母。専門はスピリチュアルと発達心理学。得意分野は幼児教育、習い事、小学校お受験、中学受験など。趣味は歌とバイオリン。教員免許、図書館司書、学校図書館司書の資格をもっています。占いやパワーストーンを通してさまざまな癒しを皆さまへお届けしています。

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