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子どもの五感を育てるには?子育ての軸にしてきた双子に起きた小さな変化

5歳双子を育てているSATOMIです。独身時代、世界一周をしたときに心を奪われた光景がありました。それは、ビーチや芝生でただ寝転がり、風や光を感じながらリラックスしている現地の人たちの姿。
「こんなふうに、日光を浴びてただ“気持ちいい”を感じる時間っていいな」そう思ったのに、当時の私はどこか恥ずかしくて、人目を気にしてしまい、自然を味わう時間をうまく持てずにいました。
海辺の街に移住して
でも、「せっかく海のある街に住んでいるのにもったいない」と思い直し、少しずつ変えていきました。芝生やベンチに寝転がったり、浜辺でただ空を見上げたり、風や波の音に耳をすませる。そんな時間を意識的に作るようにしたら、不思議と心が整い、幸福度がぐっと上がりました。
だからこそ、子どもたちにも自然を身近に感じて「気持ちいい」「心地よい」と感じる感覚を大切にしてほしい。そう思い、赤ちゃんの頃からただ一緒に寝転がって空を見上げる時間を作って過ごしてきました。

5歳になって感じた変化
そして先日、5歳になった双子が実家でバーベキューをしていたときのこと。突然、2人がゴロンと寝転がって「あぁ…空を見上げるの気持ちいい、最高」と言い出しました。その言葉を聞いた瞬間、胸がいっぱいに。「そうそう、その感覚が大事なんだよね!」と、心の中で叫びながら、2人が心地よさそうにしている姿を、うるうるしながら眺めました。
また別の日には、砂浜で「今日のお天気は最高!気持ちいい」と言いながらゴロゴロ転がる姿も。砂がつくとか、服が汚れるとか、そんなの気にしないで、自然をめいいっぱい五感で感じてほしい!そんな想いが伝わったことに、心から嬉しくなりました。

積み重ねが育んだもの
子育ての中で何を大切にするかは家庭によってさまざまですが、我が家では「五感を通した体験」をひとつの軸にしてきました。
だからこそ、子どもたちが自分の言葉で「気持ちいい」と表現した瞬間に、その積み重ねが形になったように感じられて、とても嬉しく思いました。
「自然は気持ちいい」「心地よさを感じて自由に体現、表現してほしい」。そういう感覚は、教え込むものではなく、「体験の積み重ねで育つもの」なんだと改めて気づかされました。

おもちゃやテレビだけでは育めない特別な感覚
忙しい毎日の中で、つい「何かさせなきゃ」と思ってしまうけれど、ただ寝転がって空を見たり、風を感じたり、「気持ちいいね」と言い合ったり。ほんの少しの時間でも、そんな感覚を育める機会を増やしてあげるだけで、子どもの五感は自然と育っていくのかもしれません。
これからも、「美しいものを美しいと思えるように」「心地よいものを心地よいと感じられるように」。そんな感覚を大切にできる子に育っていってほしいなと思います。
※筆者本人の感想です。

これからも子どもたちとたくさん空を見上げて寝転んでいたいと思います。
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