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「ママ、お仕事行かないで」にどう答える?私なりの答えは言葉より行動だった

「ママ、お仕事行かないで」
子育てと仕事を両立していると、一度は言われる言葉かもしれません。
私自身、初めて言われたときは胸が締め付けられる思いがしましたし、何と答えるのが正解なのかわかりませんでした。
子どもの気持ちと仕事の間で揺れながら、たくさん悩んだ末にたどり着いた私なりの答えをお話しします。
「お仕事行かないで」と言われた日
その当時、私は正社員として働きながら2歳の双子をほぼワンオペで育てていました。
時短勤務なのに残業も多く、お迎えが最後になってしまうこともしばしば。
朝の登園途中、それまで普通に歩いていた双子の片方が急に立ち止まり、ぽつりと言いました。
「保育園行きたくない。ママ、お仕事行かないで」
不意を突かれた私は、その場で何と答えればいいのかわかりませんでした。
「ごめん、今日はお仕事行かないと。保育園行きたくないよな。でもがんばろう」
そう言って保育園へ向かいましたが、わが子が望んでいた返事ではなかったと思います。
それでも、そのときの私にはそう答えるのが精一杯でした。
何が正解かわからなかった
当時は残業もあり、日頃から子どもとの時間が足りないことに申し訳なさを感じていました。
だからこそ、「ママ、お仕事行かないで」という言葉は私の心にも深く刺さりました。
怒るでもなく、泣くでもなく、ただ静かに訴えるわが子。
その姿を見るたびに胸が苦しくなりました。
「子どもとの時間を犠牲にしてまで働く意味はあるのか?」
「私は何のために働いているんだろう?」
そんなことばかり考えていました。
でも、子どもに言われたからといって簡単に仕事を辞められるわけでもありません。
その日休めたとしても、また同じような朝はやってきます。
保育園に行きたくない気持ちには寄り添いたい。
けれど、「行きたくないから行かない」を毎回受け入れるのは難しい。
私は何が正解なのかわからなくなっていました。
私が考えたこと
「お仕事行かないで」と言われた日から、このままでいいのかと悩みました。
そして、仕事を辞めることも考え始めました。
ただ、そんな日があっても、子どもたちは保育園での生活は楽しめているようでした。
その様子を見て、私は別の視点で考えるようになりました。
子どもは本当に「仕事を辞めてほしい」と思っているのだろうか。
もちろん、登園したくない日はそうだったのかもしれません。
でも本当に伝えたかったのは、
「ママともっと一緒にいたい」
「早くお迎えに来てほしい」
「保育園に行くのがしんどい日もある」
そんな気持ちだったのではないかと思うようになりました。
子どもたちはまだ2歳。自分の気持ちを大人のように整理して言葉にすることができません。
だから「お仕事行かないで」という言葉の奥には、もっとたくさんの気持ちが隠れていたのかもしれません。
言葉通り仕事に行かないのは根本的な解決策ではなく、もっと働き方を工夫すればいいのではないかと思うようになりました。
私の答えは働き方を見直すことだった
「お仕事行かないで」と言われたときの返答に、正解はないような気がします。
「ごめんね、ママも一緒にいたいよ」
「保育園に行ったら楽しいよ」
どれも間違いではないと思います。
ただ、わが家の場合は言葉だけではどうにもならない日が多くなっていました。
子どもの気持ちに向き合おうと思ったとき、私たちは夫婦で今の働き方について改めて考えました。
夫も育児には協力的でしたが、仕事柄急な調整が難しい状況でした。
夫婦で何度も話し合い、わが家では比較的調整しやすかった私が働き方を変える選択をしました。
そして私自身も、仕事より子どもとの時間を優先したい気持ちが強くなっていました。
私は正社員からパートへ働き方を変更し、勤務日数も減らしました。
もちろん、この方法ですべてが解決するわけではありません。
それでも以前より子どもと過ごせる時間は増えました。
お迎え時間にも余裕ができ、私自身の気持ちにも少しゆとりが生まれました。
それが、あのときわが子に言われた「お仕事行かないで」に対する私なりの答えだったのだと思います。
言われなくなった今思うこと
あれほど胸に刺さった「ママ、お仕事行かないで」という言葉。
今でも登園しぶりはあるものの、気づけば最近は言われなくなりました。
現在3歳の双子。成長したからなのかもしれませんが、働き方を変えたことで私自身の心に余裕が生まれたことも、今の生活につながっているのかもしれません。
言われていた頃は苦しかったはずなのに、今となっては少し寂しい気持ちもあります。
あの言葉は、私を責めていたわけではありません。
ママが大好き。
もっと一緒にいたい。
そんな気持ちを伝えてくれた言葉だったのだと思うと、あのときたくさん悩んで働き方を変えてよかったです。
そしてこれからも、子どもの言葉の奥にある気持ちに目を向けられる親でありたいと思います。
あの日の一言は、働き方を見直す大切なきっかけになりました。
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