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友達からもらった花に植物毒があったら?娘と考えた我が家の向き合い方

ある日の公園からの帰り道、娘が嬉しそうに見せてくれたオレンジ色のお花。「見て!お友達がくれたの!」と、とても大事そうに持っていたのです。その瞬間、思わず声が出てしまいました。あれ、この花ってもしかして…。
よく道端で見かけるこの花、ナガミヒナゲシ。触れるとかぶれたりすることもあるといわれていて、自治体のHPなどでも注意が呼びかけられています。去年も一昨年も「このお花には触れてはいけない」と伝えてきたはずなのですが、1年も経てばすっかり忘れてしまうんですよね。
この機会に娘と、次にまた同じようなことが起きたらどうするかを考えてみました。
「ダメ!」とは言えなかった理由
私は思わず声が出た時、すぐに「触っちゃダメ!」と言いそうになりました。でも、娘にとっては「お友達からもらったお花」。もらったお花に「ダメ!」と言ったら、慌てて捨ててしまうことが想像できました。もう触ってしまっているし、それは少し違う気がして一度冷静になり、「地面に置いてみようか」と声をかけました。

我が家が選んだ対応
落ち着いてから、娘にこう伝えました。「このお花ね、きれいなんだけど、触るとかぶれてしまうこともあるんだって」。
すると娘は少し驚いた様子。そこで、「もらったこのお花、どうすればいいか一緒に考えてみない?」と提案してみました。
娘が出した答えは、「土に返してあげよう」でした。
気持ちも大事にする声かけ
そのまま一緒に考えたのが、「次に同じことがあった時どうするか」でした。
「もしまたお友達がくれたらどうする?」と聞くと、「かぶれたりすることがあるお花だって教えてあげる」と一言。「そうだね、いいかもね」と私が話すと、「ママだったら何ていうの?」と逆質問が。「じゃあママにくれるフリをしてみて?」とやり取りをしてみることに。
「お花くれるの?嬉しいな、ありがとう。でもこのお花はかぶれたりすることもあるお花みたいだから、触らないほうがいいんだって。手を洗って、違うお花を探さない?」
そう言うと娘は、「いいね、ママ。やさしい気持ちになったよ」と言ってくれました。
「禁止」じゃなく「一緒に考える」
今回改めて感じたのは、危険をしっかり伝える大切さ。この花は猛毒ではなく、樹液に触れるとかぶれる可能性があると知っていたので、焦らずに落ち着いて娘の気持ちを尊重する対応を選択することができました。
しかし、危険度は状況によって異なります。我が家はすでに海に入る日も多くなってきたので、危ないことが起きる前に改めて事前に注意点を共有しておくことを忘れないようにしようと感じました。
そして、相手が嫌な気持ちにならないように「自分ならどう言ってもらえたらうれしいか」を、子どもと一緒に考える時間はとても大切。自分ならどうするかを考え、他の人の考えや意見を知る。つい「ダメ!」と言いたくなる場面こそ、何がダメなのか、どうしたら良いのかを考える、学びのチャンスなんですよね。
安心とやさしさを両立できる関わりを、これからも大切にしていけたらいいなと思う出来事でした。
すぐに一緒に手を洗って、無事に手もかぶれませんでした。道端で見つけた方は注意してくださいね。
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