【入学準備】ランドセルどこに置く?成長しても使える学用品収納の作り方

【入学準備】ランドセルどこに置く?成長しても使える学用品収納の作り方

子どもが入学したら必要になるランドセル置き場。どこにどんな風に置くのが一番いいのか、悩んでしまいますよね。そこで今回は、毎日の持ち物準備がしやすくなるようなランドセル置き場の作り方や、長く使えるランドセルラックを選ぶポイントを紹介します。

最適なランドセルの置き場所とは?

ランドセル置き場をどこにするか迷ったら、ひとまず、宿題や家庭学習をする予定の場所の近くに置いてみるのがおすすめ。リビング学習の予定ならリビングの脇、子ども部屋の机でする予定なら机の脇などです。

その上で、実際に学校に通い始めると、子どもが帰宅後に取りがちな行動が見えてくると思います。例えば、机の横にランドセル置き場があるのに、いつも玄関やリビングのソファにランドセルをドサッと下ろしてそのままにしてしまう、といったようなことです。それは、子どもにとっては置く場所が遠かったり、置くのが面倒な、置きづらい構造をしているのが原因かもしれません。もし場所の問題であれば、いつも子どもがランドセルを下ろす場所のすぐそばにランドセル置き場を作ってみるのも一つの手です。

置き場所を変更する可能性があることを考えると、移動のしやすさも考えてランドセル置き場を作るといいかもしれません。そうすれば、「最初はリビング学習だったけれど、学年が上がったら自分の部屋で勉強するようになった」など、後から家庭学習の場所が変わった時にも対応しやすいです。

近くに収納しておきたい物

ランドセルと一緒に収納したい、近くに置いておきたい物といえば、教科書、ノート、文房具、その他学用品と、給食セット、身だしなみセット(ハンカチティッシュ、マスク)などでしょうか。毎日学校で必要な物をまとめておくことで、いちいち「アレどこだっけ?」とならずに、スムーズに登校準備をすることができますね。

わが家でもランドセルのすぐそばに、ハンカチ・ティッシュと給食で使う物を1つのボックスにまとめています。

身だしなみセットや給食セットはランドセルの近くに収納

他にも、週に1回以上学校に持って行く必要があるような物は、なるべくランドセルの近くに収納しておきたいところです。

たまに持って行く絵具セットや習字セット、鍵盤ハーモニカなどは、ランドセルと一緒に置いてもいいですし、スペースの都合によって、わかりやすい別の場所にまとめて保管しておいても大丈夫だと思います。

ランドセルラックの選び方

ランドセルを置きたい場所と、近くに置いておきたい物を確認したら、次は収納用品の準備です。ネットで「ランドセルラック」と検索すれば、さまざまな特色のあるランドセルラックが見つかります。「ランドセルラック」と名の付く物だけでなく、キャスター付きのワゴンや、家にあるカラーボックスなどもランドセル置き場として活用することができます。使いたい場所や入れたい物の量に合わせて選びましょう。悩んだ時は、「子どもが中高生になった時にも使えるか」とか「置き方を変えたり何か追加したり、工夫すれば使い続けられそうか」といった観点で考えてみてもいいと思います。

置く場所の高さや構造など、「子ども自身の置きやすさ」も重要なポイントです。例えばカラーボックスを横置きした時のように、全体の高さが低くて幅のあるラックは、体の小さい子どもでもランドセルを乗せやすく、その上でランドセルのふたを開けて物の出し入れをしやすい構造になっています。

おもちゃ収納に使っていたIKEAのTROFASTも、上にランドセルが乗せやすく、使いやすい学用品収納にアレンジすることができます。教科書やノートなど薄めの物は、中に仕切りスタンドがあると入れやすいです。

IKEA トロファストを使った例

成長して体が大きくなると、もう少し高さがあるものが使いやすくなってきます。現在小4と中1のわが家の子ども達は、楽天で購入したランドセルラックスリムを3段にして使っています。身長低めのわが子の場合、低学年のうちは3段だとランドセルを上に持ち上げるのが少し大変そうで、2段でちょうどいいくらいの高さでした。

ランドセルラックスリム

こちらはキューブ状のボックスを組み合わせて作るラックで、一番上の段をオープンタイプにするとランドセルやリュックが置きやすい形になります。組み合わせられるボックスには、扉付きや引き出し付き、専用のキャスター台などもあり、必要に応じ自由に追加して、子どもに合わせたラックにアレンジすることができます。

今回紹介したのは全てランドセルを上に乗せるタイプのものですが、他にも横に引っ掛けるタイプやワゴンタイプなど、さまざまなランドセルラックがあります。どのような物を使うにしても、子どもが自分でランドセルを戻せるかどうかが重要なポイントの1つになるかと思います。ランドセルが床にほったらかしにならないように、また、毎日の準備がスムーズにできるように、ぜひお子さんと一緒にランドセル置き場を作ってみてくださいね!

ライター

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整理収納アドバイザー ぽりこ

中1女子と小4男子の2児の母。楽して片付く暮らしやすい家をめざして日々研究中です。

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