友達が怒られた……!気まずい空気を変える会話術、しばぴーが教えます

芸人300組にネタを提供してきた作家「芝山大補」さんこと「しばぴー」が、お笑い芸人が使っているコミュニケーションの技術を伝授し、お子さんや保護者のコミュニケーションの悩みに答える『教えてしばぴー!人生が楽しくなる「コミュ力」レッスン』。今回のお悩みは…?
case. 今回のお悩み
「友だちが怒っているときや誰かに怒られたとき、どう声をかければいいのか分からないようです。気まずい空気をやわらげる話しかけ方はありますか?」
質問ありがとうございます。うわ〜わかる〜。僕もそういった状況で「何が正解なんだ〜」と頭を抱えて生きてきました。そして自分なりにいろいろ考えてみたので、今回はそれを紹介させていただきます。

上手な声のかけ方のコツ1.相手のタイプを見極める
まず話しかけ方ですが、友だちが、プライドが高いタイプかプライドが高くないタイプかで変えたほうがいいと思っています。
例えば、プライドが高い子だと友だちに怒られた姿を見られたくないと思います。そういうタイプには言葉をかけるのではなく、見て見ぬふりをしてあげたほうがよいでしょう。そして気持ちの整理がついて話しかけてくるのを待てばいいと思います。
また誰かに怒られた直後は自分と向き合わなければならない時間です。そこを慰めてしまうと内省するタイミングをなくします。ですから、必ずしも「話しかけること」が正解ではないと理解しておきましょう。もしそんな相手にもどうしても話しかけたいと考えるのなら、僕がオススメするのは「お菓子いる?」と話しかけることです。
そして、そのときに相手の「いる」「いらない」の話し方に注目してください。怒った様子で「いらない!」と言えば怒りで我を忘れている状態だと分かります。その場合は少し距離をおきましょう。また「ありがとう。ちょうだい」や「ううん! いらない。ありがとう」と落ち着いた話し方なら、少し落ち着きはじめています。そうした話し方だったら「大丈夫?」と聞いてあげてもいいでしょう。
イライラしているときには何かを食べると副交感神経の働きがよくなってリラックスできるという効果もあります。ですから、お菓子をすすめるとさらに落ち着けることもあるのでオススメです。余談ですが、僕は打ち合わせで空気が悪くなったときはお菓子を配るようにしています。そうすると空気が良い方に変わるので是非やってみてください。
上手な声のかけ方のコツ2.相手に共感する会話をしてみる
プライドが高くない子の場合は普通に「大丈夫?」と話しかけていいでしょう。そして話を「うんうん」と聞いてあげてほしいです。共感する会話の例をみてみましょう。
■共感する話し方
A「どうしたの?」
B「先生に怒られたの!」
A「そうなんだね。怒られるのってつらいよね」
B「先生の言い方が嫌だった!」
A「言い方って大事だよね」
こんなふうに話を聞いてあげると気持ちは楽になります。そして余裕があるなら相手が怒る原因となったできごとと同じエピソードを話すことです。これも例を見てください。
■同じエピソードの話し方
A「どうしたの?」
B「先生に怒られたの!」
A「そうなんだね。怒られるのってつらいよね、私もこないだ先生に怒られたよ。」
B「そうなの?」
A「うん!いっぱい泣いちゃった!」
こんなふうに同じエピソードを話すと相手は「自分だけじゃないんだ」と心が楽になります。また、それだけでなく同じエピソードを話してくれた相手には親近感もわくはず。相手が怒っていたり誰かに怒られたりしたときは、同じような体験をしたエピソードを話すようにしてみてください。
上手な声のかけ方のコツ3.ケンカが原因の場合は、話しかけ方に注意!
一点だけ注意したいのが、友だち同士のケンカが原因で怒っている子が相手の場合です。例えば、AちゃんとBちゃんがケンカをしているのを見かけた後に、Bちゃんに話しかけるとします。その際に「Aちゃんってひどいね」なんて共感してしまうとAちゃんと仲が悪くなってしまうこともあります。友だち同士のケンカが原因なら、なるべく共感はせずに、状況だけ聞くようにしましょう。
■状況だけ聞くときの話し方
C「どうしたの?」
B「Aちゃんとケンカしたの!」
C「そうなんだね。それで?」
B「Aちゃんに〇〇って言われた」
C「そうなんだね」
こんな感じで少し共感するのは抑えて情報を聞くだけにとどめてください。話を聞くだけでも相手の気持ちを充分落ち着かせることができます。
友だちが怒っているときや怒られたときは、今回教えたことを参考にして話しかけてみてくださいね。

今回のまとめ
では、今回のまとめっ!
【話しかけるときのポイント】
- プライドが高い子は話しかけてくるまで待つ
- 「お菓子いる?」と話しかけて反応を見る
- 話しかけた後は同じ体験のエピソードを話す
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では! また来月お会いしましょう!
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