はい、4歳から参加できる「お店屋さんごっこ」というプログラムを通して、お金の大切さを学んでもらうのですが、どの年齢でもわかるように楽しい劇仕立てで構成しています。たとえば誰もが知っている「ウサギとカメ」のお話を交えながら、見ているうちに金融の仕組みがわかってきます。

プログラムの最初に「お金が好きな人はいますか？」と聞くのですが、子ども達の反応は薄いです。でも、プログラムを終えたあと、もう⼀度聞いてみると、全員が「はーい！」と笑顔で⼿をあげてくれます。約2時間のワークショップの中で、お金について学び、お店屋さんごっこを通して、お金が増える喜びを経験します。「お金を好きって言っていいんだ！」そんな変化が子ども達に起こります。

そうですね。タッチパネルにピッとするだけで、ほしいものが手に入ってしまうので、何でも買えると錯覚してしまう子どもも多いですね。キッズマネースクールでは見えるお金と見えないお金の違いを知って、正しく使う知識を身につけるプログラムもあります。

変わりました。それまで何となく「お金」について、そろそろ教えないといけないなと思いながら「金銭教育」を難しく考えていました。認定講師の資格を取ったことで、「金銭教育」へのハードルが下がり、身近なところからお金に触れさせてみたり、親子でお金の話をもっとしてみようと思うようになりました。

お正⽉に6歳の息子に600円、3歳の娘に300円のお年⽟を渡し、⾃由に使わせてみることにしました。三浦代表の「お金の失敗は⼩さいうちにしたほうがいい」という話を聞いていたからです。でも、子ども達はいざお金を使うとなると何を買おうか悩み、なかなか使えず、今も大切に取ってあります（笑）