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「人から好かれる人」の話し方にはコツがあった!「会話が続かない…」そんな人に知ってほしい、“味方をふやす話し方”

「人から好かれる人」の話し方にはコツがあった!「会話が続かない…」そんな人に知ってほしい、“味方をふやす話し方”

「会話が続かない」「初対面の人とうまく話せない」そんな“会話の悩み”を感じたことがある人におすすめしたいのが、芝山大補さんの書籍『敵を作らない人が大事にしている 味方をふやす話し方』です。今回紹介するこの本は、M-1チャンピオンから新人芸人まで300組以上のネタ制作に携わってきた著者が、“人に好かれる会話”ではなく、“人を安心させる会話”についてまとめた一冊。「おもしろく話さなきゃ」「ちゃんと会話を続けなきゃ」そんなプレッシャーを手放しながら、人間関係をラクにするヒントがたくさん詰まっていました。今回は、その中でも特に印象的だったポイントを、気になったページとともに紹介します。

ネタ作家芝山大補さんの著書「敵を作らない人が大事にしている 味方をふやす話し方」(ソシム)

著者は&あんふぁんの人気連載“教えてしばぴー!人生が楽しくなる「コミュ力」レッスン”でもお馴染みの芝山さん

芝山大補の画像

ネタ作家

芝山大補

お笑い芸人300組以上のネタ作家を務める人気お笑い講師。2007年NSC大阪校入学。2009年・2011年にはキングオブコント準決勝進出。ネタ作家に転身後は、賞レースのファイナリスト、セミファイナリストなどのネタ制作に携わる。
「笑いの力で人間関係に悩む人を救いたい」という思いから、お笑いの技術を言語化。2022年には「おもしろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則」(ダイヤモンド社)を出版し、2024年2月には7万部を達成。現在は大学や企業の講演でも活躍中。その他の著書に「お笑い芸人が教える みんなを笑顔にしちゃう話し方」(えほんの杜)がある。

「おもしろい話」より「どうでもいい話」のほうが大事

最初に印象的だったのが、「おもしろい話」より「どうでもいい話」をしたほうが、人は安心するという内容。初対面で、「仕事は何してるんですか?」「出身はどこですか?」「趣味は?」と、“意味のある会話”ばかりを続けると、実は空気が固くなってしまうそうです。

本の中では、「花粉すごいですね」「スマホの充電やばいんですよ」といった、一見どうでもいい雑談こそ、空気をやわらかくすると紹介されていました。“会話=情報交換”と思いがちですが、この本では“安心感をつくるもの”として考えられているのが印象的でした。

雑談が苦手な人ほど、「ちゃんと話さなきゃ」と気負いすぎてしまうもの。でも、「中身のない話」でいいと思えるだけで、少し肩の力が抜けそうです。

“観察力”がある人ほど、会話で相手を安心させている

芸人もやっている観察力の鍛え方とは?

本の中では、「話し上手より観察上手」という考え方も紹介されています。会話が得意な人は、実は“たくさん話している人”ではなく、“相手をよく見ている人”。服装や持ち物、表情、ちょっとした変化などを観察することで、自然に会話のきっかけを見つけているそうです。

特に印象的だったのが、「人見知りの人は、先に“人見知りなんです”と伝えてしまうのもひとつの方法」という内容。最初に人見知りだと伝えることで、「うまく話さなきゃ」というプレッシャーを減らしつつ、相手を観察する時間を作れるのだそうです。

無理に話題を探そうとするのではなく、まずは相手を見る。すると、「そのバッグかわいいですね」「髪切りました?」といった自然な会話のきっかけが見つかりやすくなる。“会話ネタがない”のではなく、“まだ気づけていないだけ”。「うまく話そう」とするより、“相手を見ること”が会話では大切なのだと気づかされました。

“一言返し”をやめるだけで、会話は広がりやすくなる

話を振られても、「楽しかった」「大変だった」だけで会話が終わってしまう…。そんな悩みがある人に参考になりそうだったのが、「描写を伝える」というテクニックです。

たとえば、「楽しかった」だけで終わらせるのではなく、「楽しかった。みんなでたくさん笑ったよ」と、“そのときの様子”まで添えて伝える。また、「大変だった」だけではなく、「大変だった。バタバタでお昼を食べる時間もなかった」のように、描写を足すことで、相手が情景をイメージしやすくなるそうです。

さらに、“一言返し”より“二言返し”を意識すると、「もっと話したい」という意思が相手に伝わりやすくなるとも紹介されていました。“描写”を自然に会話へ取り入れるだけで、相手が返しやすくなり、会話はぐっと広がりやすくなります。

擬音を入れるだけで、“伝わり方”がやさしくなる

「擬音」を使ったテクニックを紹介

「擬音」を使って言い方をマイルドにするというテクニックもあります。たとえば本の中では、「ドアを閉める音大きいからやめて」ではなく「ドアを閉める音大きいと“ビクッ”となるからやめて」。「その発言イヤだからやめて」ではなく「その発言“モヤモヤ”するからやめて」など、“感情”を擬音で表現する例が紹介されていました。

擬音を入れるだけで、言葉がやわらかくなり、相手に伝わる印象も変わるのが目からウロコでした。強い言葉でストレートに伝えるより、「自分がどう感じたか」をマイルドに表現することで、相手も受け取りやすくなるのだそうです。大人同士の会話はもちろん、子どもへの声かけでも使えそうなテクニックだと感じました。

嫌味を言われたときは、“第三者目線”で返してみる

「これは覚えておきたい…!」と思ったのが、“嫌味を言われたときの返し方”。 本の中では、イライラすることを言われたときほど、“当事者”ではなく“第三者”のように返すと、感情的になりにくいと紹介されていました。

たとえば、「Bって整理整頓とかできなさそう」と言われたときに、「はっ?できるし!」と真正面から返すのではなく、「わかる!でも、そんなところがほっとけなくて可愛いんだよね〜」と、“第三者が話しているようなテンション”で返す。

ムキになって言い返すよりも、サラッと受け流すことで、場の空気も悪くなりにくいのだそうです。さらに、「わかる」と一度受け止めてから返すことで、相手の攻撃性もやわらぎやすくなるとのこと。嫌味を真正面から受け止めすぎず、“少し距離を取って返す”という考え方は、人間関係で疲れやすい人ほど取り入れたいテクニックですね。

“感じのいい人”の会話には理由があった

『敵を作らない人が大事にしている 味方をふやす話し方』を読んで感じたのは、“感じのいい人”は、ただ話し上手なわけではないということ。

“どうでもいい雑談”を大切にすること。
否定から入らないこと。
描写を足して会話を広げること。
嫌味を真正面から受け止めすぎないこと。

どれも特別な会話テクニックではなく、少し言い方や伝え方を変えるだけで取り入れられるものばかりでした。「うまく話さなきゃ」と頑張りすぎてしまう人ほど、肩の力を抜いて読める一冊かもしれません。会話に苦手意識がある人、人間関係で疲れやすい人は、ぜひチェックしてみてください。

『敵を作らない人が大事にしている 味方をふやす話し方』

著者:芝山大補
発行:ソシム

M-1チャンピオンから新人芸人まで300組以上のネタ制作に携わってきた著者が、“人を安心させる会話術”を紹介。芸人のコミュニケーション技術をベースに、人間関係をラクにするヒントが詰まった一冊です。

「敵を作らない人が大事にしている 味方をふやす話し方」

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企画・編集:&あんふぁん編集部、文:やまさきけいこ

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