入学まであと半年!先生が教える小学校入学準備で今やると良いことはコレ

入学まであと半年!先生が教える小学校入学準備で今やると良いことはコレ

この時期「入学準備」に向けての情報が増えるけれど、まず何からしたらいいんだろう…そんな方の助けになればうれしいなと思います。

学習の準備よりまずは体力づくり

「入学まであと半年。そろそろ勉強も始めた方がいいのかな?」そんな声を聞くことがあります。もちろん学習も大切ですが、私がそれ以上に大切だと感じているのが「体力」です。今年の夏、私たちが子どもの頃とは比べものにならないほど暑くなりました。小学校では、暑い中をランドセルを背負って登下校し、教室で学び、時には水泳や体育もあります。毎日元気に過ごすためには、まず体が土台になります。そのため、入学前の今から無理なく体力を育てることを大切にしています。特別な運動を始める必要はありません。毎日の生活の中で少しずつ体を動かす経験が、入学後の「毎日を過ごす力」につながっていくのだと思っています。

日常に少し工夫を

体力づくりというと、何か特別なことを始めなければいけないように感じます。でも、私は日常の中に少し工夫を加えるだけで十分だと思っています。この夏、小学校まで歩く機会があったとき、わが子は「遠い…」と驚いていました。大人はつい車や自転車を使いたくなりますし、忙しい毎日ではその方が助かることもたくさんあります。それでも、園の帰りに少し遠回りをして歩く、自分の荷物は自分で持つ、休日のお買い物に歩いて行ってみる。そんな小さな積み重ねが自然と体力につながっていきます。「体力づくりをしよう」と気負うより、「今日は少し歩いてみようかな」。そのくらいの気持ちで十分です。無理なく続けられることが、一番大切だと感じています。

一番の体力づくりは、夢中になって遊ぶこと

子どもの体力を育てる一番の方法は、やはり外で思い切り遊ぶことだと思っています。鬼ごっこ、サッカー、縄跳び、公園遊び…。夢中になって遊んでいるうちに、自然と走る力や体力が身についていきます。「遊んでも遊んでも元気で困る…」というくらいなら、それはとてもすてきなことです。ついていくおうちの方の苦労は計り知れませんが…。一方で、外遊びがあまり好きではない子もいます。そんなときは無理に外遊びをさせるのではなく、その子の「好き」に寄り添うことを大切にしています。絵が好きなら、歩いて景色を描きに行ってみるなど、その子が夢中になれるものの中に、体を動かすきっかけはきっとあります。大切なのは、「何をするか」より、「楽しいから動きたくなること」なのだと思います。

今の日常も、立派な入学準備

小学校と幼稚園・保育園は、決して切り離されたものではありません。だから私は、「今の生活を大きく変えなくても大丈夫」と思っています。毎日思い切り遊ぶこと、自分のことを自分で行うこと、好きなことに夢中になること。その一つひとつが、実は入学後の土台になっています。「これが足りないかな」と思ったら、少しだけ日常に工夫を加えれば十分です。親が焦れば、その気持ちは子どもにも伝わります。でも、「今のままでも大丈夫」と思えると、親子の表情は自然とやわらぎます。見方を少し変えるだけで、「もう準備は始まっているんだ」と気づけることがたくさんあります。どうか今しかない年長さんの毎日を楽しみながら、親子で安心して入学の日を迎えられますように。

ライター

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ママ先生 あすか先生

あすか先生こと池田明日香(いけだあすか)。公立小学校教員、4歳2歳のママ。ママをサポートするための母子手帳トレーナー(乳幼児の発達、ママの心理等)の資格を取得。学級の子どももわが子も学びを楽しみ、幸せに生きていけるように、母になってからも様々なところで学び、コラムを執筆。

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