「足し算より、引き算」の入学準備。

入学まであと半年となり、何を準備したらよいのだろう…と悩む方もいるかもしれません。あくまで私の場合ですが、何か一つでも参考になればうれしいです。
「入学まであと半年。何をすればいい?
「入学まであと半年」。そんな言葉を聞くと、「ひらがなの練習をした方がいいかな」「学用品はもう買った方がいいかな」と、SNSなどにあふれる情報を見て焦ってしまうこと、ありませんか。私も小学校現場を知らなければ悩んだと思います。でも、そんなときこそ「足し算」ではなく「引き算」で考えるようにしています。本当に今やらなければいけないことは何だろう、と。意外と「今じゃなくても大丈夫」なことがたくさんあります。入学準備ももちろん大切ですが、年長さんとして過ごせる時間は今しかありません。園で思い切り遊んだり、家族で笑ったり、「今だからできること」を大切にする時間も、入学準備の一つだと私は思っています。悩んだら、「今しかない時間」を思い出すこと、私は大切にしています。
締切があるものだけは、先に進めておく
「今を大切に」とはいえ、何もしなくていいわけではありません。私が意識しているのは、「締切があるものから進める」ということです。就学時健診や学校の手続き、学童保育など、自治体から案内が届くものは忘れないように確認しています。特に学童保育は地域によって申し込み時期が早かったり、定員があったりします。働く予定のあるご家庭は、公立だけでなく民間も含めて調べておくと安心です。
期限のあることを先に済ませてしまうと、「あれもやらなきゃ」と心の中で抱え続けなくて済みます。学用品の準備も入学説明会の後で十分です。学校によっては指定のものもあるからです。引き算する分、子どもとの時間にもゆとりが生まれます。やるべきことはシンプルに。そのほかの時間は、安心して今を楽しみたいと思っています。
忙しくしすぎない勇気
「小学生になるから習い事も始めようかな」と考えるご家庭も多いと思います。私は、新しいことを増やしすぎないことも大切だと感じています。小学校に入ると、初めての教室、初めての友達、慣れない登下校や宿題など、子どもたちは想像以上にたくさんの変化の中で頑張ります。だからこそ、わが家では「新しい挑戦をするなら年長のうち」「4月からは学校生活に慣れることを一番に」と考えています。
そして何より、今は思い切り遊べる貴重な時間です。水遊びをしたり、ダンゴムシを探して泥だらけになったり、おうちでごっこ遊びをしたり…。その時間は、もうすぐ終わってしまいます。だから今は、「勉強しなきゃ」より「いっぱい遊ぼう」を大切にしています。それが後の学習につながります。
子どもの成長を信じて待つ
この夏、年長のわが子は初めてのお泊まり保育を経験しました。「ちゃんと眠れるかな」「困ったときはどうするのかな」と、送り出す私の方が少しそわそわしていました。でも迎えに行くと、少したくましくなった表情で帰ってきました。親と離れた時間の中で、子どもはちゃんと成長しているのだと感じた瞬間でした。「子育て四訓」として知られる言葉に、「幼児は肌を離すな、手を離せ。少年は手を離せ、目を離すな」というものがあります。
入学すると、親が手を出せない場面が少しずつ増えていきます。でも、それは子どもが成長するチャンスでもあります。「あなたなら大丈夫」と信じて送り出すこと。そして帰ってきたら、たくさん抱きしめること。手をつないで歩ける時間も、あと少しだと思うと愛おしく感じます。その一歩一歩を楽しみながら、親子で入学の日を迎えられたらいいなと思っています。



























