夢中になって指先を動かす!おうちで楽しむ“あむあむ遊び”

夢中になって指先を動かす!おうちで楽しむ“あむあむ遊び”

細長く切った画用紙とテープだけで始められる、“編む”あそび。2つ編み、3つ編み…と少しずつ挑戦するうちに、子どもたちはびっくりするほど夢中に。指先をたっぷり使って楽しめる、おうち制作をご紹介します。

「もう1本やる!」「次は3つでやってみる!」細長く切った画用紙とテープだけで始められる、“編む”あそび。実はこの活動、子どもたちは驚くほど夢中になります。

私の勤務する園では、年少の後半から、年中以降の子供のたちが大好きな活動ですが、材料がいたってシンプルなので、おうちでも気軽に楽しめます。2つ編みから始めて、3つ編み、4つ編み、5つ編みへ。少しずつ難しくなっていく工程に、子どもたちは「できた!」を積み重ねながら取り組んでいきます。

用意するもの

  • 細長く切った画用紙
  • 両面テープ(セロテープでも大丈夫です)

これだけでOK!

画用紙は、少し厚みのあるものがおすすめです。幅は1〜2cmほどにすると、小さなお子さんでも扱いやすくなります。

写真の紙は幅1センチ、長さは40センチほど。色画用紙を横長切っただけです。画用紙は、何色か用意しておくのがおすすめです。色の組み合わせを楽しめるだけでなく、編み始めの頃は、3つ編みなら3本をそれぞれ別の色にすると、編む順番が分かりやすくなります。

最初は短めの紙から始めると、「最後までできた!」という達成感につながります。

両面テープは、画用紙の幅よりも少し細いものがおすすめです。紙の幅が1センチなので、今回は7ミリの両面テープを用意しました。

写真の紙は幅1センチ、長さは40センチほど。
色画用紙を横長に切っただけです。

画用紙の幅よりも少し細い両面テープが使いやすく、おすすめです。今回は7ミリ幅のテープを使いました。

まずは“2つ編み”から

最初は、2本の画用紙を交互に重ねるところからスタート。「こっち、こっち」と順番を意識しながら、手を動かしていきます。

はじめは大人と一緒でも大丈夫。繰り返すうちに、少しずつ自分で進められるようになります。ひとりでも作れるようになれば、次から次へと何本も作ってしまいます。

黄色の紙の端に両面テープを貼り、水色の紙を垂直に貼り付けます。

黄色の紙を下から上に折ります。

水色の紙を右から左へと折ります。

黄色、水色、黄色、水色・・・と交互に折りたたんで編んでいきます。

繰り返して編んでいくと、バネのような形に・・・

2本のうち、いずれかの紙の端まで来たら、編み終わりです。余った紙を切ります。

完成です!バネのように弾力があります。

慣れてきたら“3つ編み”へ

2つ編みに慣れてくると、「もっとやりたい!」が始まります。そんな時は、3つ編みに挑戦。

左右の紙を交互に動かしながら、真ん中へ。少し複雑になりますが、そのぶん集中力もぐっと高まります。「あれ?」「こうかな?」と試行錯誤する時間も、とても大切です。

水色の紙の端に両面テープを貼り付けます。

ピンク、黄色の紙を垂直に貼り付けます。

ピンクの紙を折り曲げます。水色の紙に平行になるように折るのが綺麗に編むポイントです。

同じ要領で、水色の紙を折ります。

今度は黄色の紙を折ります。常に2本並んだ紙のうち、外側を折っていきます。

順番に編み進めています。

編み上がりです。余った紙は切って、端をテープで留めます。

気づけば、こんなにたくさん!

1本作ると、次も。
次ができると、また次も。

気づけば、テーブルいっぱいに“編んだもの”が並んでいることも。

単純な作業の繰り返しだからこそ、子どもは安心して没頭できます。

「できた!」が目に見えるのも、この活動の魅力です。

今日は4本も作りました!

4つ編み、5つ編み…どんどん夢中に!

さらに本数を増やしていくと、難易度もアップ。

でも、不思議と子どもたちは「もっとやりたい!」と繰り返します。

編み方を覚えるというより、“手が覚えていく”感覚に近いかもしれません。

真剣な表情で指先を動かし続ける姿に、成長を感じる場面もたくさんあります。

次に、4本編みの折り方を紹介します。4本編みは、「フィッシュボーン」と呼ばれる髪型を作る時と同じやり方です。

3つ編みの時と同じく、3本を貼り合わせます。

さらに1本(紫)を貼ります。

外側にある緑の紙を折り、他の2本(水色、ピンク)に平行にします。

3本並んだ紙のうちの、外側にある水色の紙を折り、紫と平行にします。

常に外側にある紙を折っていきます。ピンクを折ると、次に折るのは水色です。

順番に追っていくと、こんなふうに編み上がります。

4本編みの出来上がりです!カラフルでいいですね。

次は5本編みです。先ほどの4つ編みと同じやり方で外側で追っていくやり方でも良いですが、慣れてきたら編み込んでも素敵です。

先に紹介するのは4つ編みと同じやり方の5つ編みです。

5つ編み(フィッシュボーン)

紫の紙の端に両面テープを貼り、垂直に3本貼りました。

紫と平行になるように、もう1本貼ります。

外側の黄色の紙を折ります。

今度は紫を折ります。

常に外側になる紙を順に追っていきます。次に折るのは緑→ピンク→黄色→紫・・・となります。

折り進めるとこんな感じです。

編み込んでいくスタイルの5つ編みはこちらです。ちょっと難易度は上がりますが、細い紙を他の紙に「上、下、上・・・」と規則的に潜らせていくことで、次第に柄が見えていくところが楽しくて、ついハマってしまうようです。

5つ編み(編み込み)

フィッシュボーンの場合と同様に、紫の紙に両面テープを貼り、垂直に3本(黄、水色、ピンク)貼り付けます。

紫と水平に1本(緑)を貼ります。

緑は水色の下にくぐらせます。

黄色を折り、ピンクの下にくぐらせます。

青を折ります。

紫を折ります。この時、黄色の下にくぐらせます。

緑を折ります。この時、水色の下にくぐらせます。

黄色を折ります。

ピンクを折ります。この時、緑の下にくぐらせます。

続けて編んでいくとこんな感じになります。

編み上がりました。編み込まれた紙がカラフルです。

最後に2〜5本の編み上がりを並べてみました。違いが面白いですね!

さて、これで何を作りましょうか・・・。
当然ながら、使った本数が多い方が出来上がりの幅が太くなります。太さを活かして作るものを考えるのも楽しいですね。

たくさん編んだら、何作ろう?


たくさんできた編み作品は、遊びや制作にもつながります。
例えば…
・王冠
・ブレスレット
・ベルト
・バッグの持ち手
・壁飾り
・長くつないで電車ごっこ
などなど。


「どう使おう?」と考えるところまで含めて、子どもの創造力が広がっていきます。

2本編みをぐるっと丸く繋げてみました。

ブレスレットは先生にプレゼントなんだそうです。(つけてみました)

三つ編みが木の幹になっています。

お花になりました。

バッグの持ち手になりました。

おわりに

特別な材料がなくても、子どもは夢中になって遊び込みます。指先をたくさん使いながら、繰り返し、集中し、「できた!」を積み重ねていく“編む”活動。ぜひ、おうちでも気軽に楽しんでみてくださいね。

ライター

モンテッソーリ教育堀田はるなの画像

モンテッソーリ教育 堀田はるな

モンテッソーリ原宿子供の家・モンテッソーリすみれが丘子供の家教員、保育士。アパレル業界、eコマース、金融など様々な業種でのマーケティング業務を経験後、教育の道へ転身。日本モンテッソーリ協会承認モンテッソーリ教員免許取得。著作「子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド」。

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