「ママなんて大嫌い」から気づかされたこと

「ママなんて大嫌い」から気づかされたこと

入学まであと1年、何をしたらいいのだろう。焦らなくて大丈夫です。今しかない今を楽しむきっかけになればいいなと思い、リアルな入学準備を1年間お伝えしていきます。

今を楽しむとは…?

コラムを書き始めた頃は3歳だったわが子も、気づけば年長になり、入学まであと1年となりました。子どもの成長とともに、私自身の考え方も少しずつ変わってきたように感じています。これからの1年間は、「入学前だからこそ大切にしたいこと」をテーマにお伝えしていきたいと思います。私がずっと大切にしているのは「今を楽しむこと」です。先のことを考えるのも大切ですが、子どもと過ごせる“今”は今しかありません。忙しい毎日の中でも、一緒に笑ったり、同じものを見て喜んだりする時間を大切にすること。それが、これからの土台になっていくのではないかと感じています。

いつもと違うに気づくこと

最近、娘が「ママなんて大嫌い」と言うことがありました。マイナスな言葉が増えた様子に戸惑いながらも見守っていると、落ち着いたときに「本当はどうしたかったのか」を一緒に考えることができました。すると、「もっとだっこしてほしかった」という気持ちにたどり着き、はっとさせられました。園では「年長さんとしてがんばりたい」と前向きに過ごしていることも知り、外で頑張る分、家では甘えたかったのだと気づきました。忙しい時期だからこそ、「いつもと違う様子」の背景に目を向けることが大切だと感じています。子どもの小さな変化に気づき、寄り添うことが、子どもの「今」を大切にすることにつながっていくのだと思います。

わが子を否定せず、行動に注目する

甘えたい気持ちがあっても、相手を傷つける言葉は伝えてよいものではありません。そのため、マイナスな言葉が続くときは「それはダメだよ」と伝えたうえで、少し距離を置くようにしています。これが正しいかは分かりませんが、「相手を傷つける言葉を使うと、悲しい気持ちになることもある」と学ぶ機会になると考えています。そして、自分で気持ちを落ち着けられたあとに、ぎゅっと抱きしめ、「大好きだよ」と伝えたうえで「さっきの言葉はよくなかったね」と話をしています。大切にしたいのは、人格ではなく行動を伝えること。子どもの気持ちを受け止めながらも、社会の中で大切な線引きを、少しずつ伝えていきたいと思っています。

過ごせる時間を大切にする

入学に向けた準備は、就学時健診のあとからでも十分間に合います。それよりも大切にしたいのは、「年長として過ごすこの1年」です。先のことに意識が向きすぎてしまうと、「今やりたいこと」が後回しになってしまうこともあります。だからこそ、わが子が今何をしたいのか、どんなことに心が動いているのかを大切にしたいと思っています。毎日「今日は何をしたの?」と話を聞いたり、見せてもらったりする時間は、子どもにとっても大きな喜びです。

私も目まぐるしい日々の中で、自分にゆとりがなく、「ああ、今日は話を聞けなかったなあ」と反省する日もあります。平日にできない分は、あわてず休みの日でも大丈夫です(と、自分にも言い聞かせています)。休日も予定を詰め込みすぎず、心と体をゆるめる時間を意識しています。新しい環境に向かうこの時期だからこそ、親のゆとりが子どもの安心につながりますように。

ライター

ママ先生あすか先生の画像

ママ先生 あすか先生

あすか先生こと池田明日香(いけだあすか)。公立小学校教員、4歳2歳のママ。ママをサポートするための母子手帳トレーナー(乳幼児の発達、ママの心理等)の資格を取得。学級の子どももわが子も学びを楽しみ、幸せに生きていけるように、母になってからも様々なところで学び、コラムを執筆。

&あんふぁんのおすすめ記事がLINEに届く! LINEアカウントを友だち追加!

学び・遊び・教育:新着記事

電子書籍

親子の保育園生活を応援する情報誌