小学校教員&ママの目線で、入学前に「できてよかった」と思う習慣1位は?

年長さんママとして過ごした1か月を振り返り、「習慣」というキーワードでコラムを書きました。お子さんと向き合うきっかけになればうれしいです。
やってよかった習慣作り
年長になって1カ月。入学に向けて焦る必要はありませんが、この2年間を振り返る中で、「未就学のうちにつけておいてよかった」と感じる習慣がいくつかあります。「教育とは習慣である」という言葉があるように、私たちの毎日は、たくさんの習慣に支えられています。歯磨き、着替え、脱いだ服を片付けること…。どれも大切ですが、わが家で一番大きかったのは「睡眠」の習慣です。しっかり眠れると、朝の機嫌や食欲も変わり、親子ともに心にゆとりが生まれました。また、家庭では挨拶も大切にしています。
一度に全部を整えようとしなくても大丈夫。まずは生活の土台になる習慣を少しずつ積み重ねていくことが、子どもの安心につながっていくのだと感じています。6月のコラムでどのように睡眠の習慣をつけたのか具体例を紹介します。
これからの育ちが楽しみな習慣
一方で、「まだまだこれからだな」と感じている習慣もあります。それが「後片付け」です。小学校に入ると、自分の持ち物を自分で管理する場面が増えていきます。だからこそ今、毎日のように一緒に片付けをしています。わが家で大切にしているのは、「やりなさい」ではなく、「一緒にやろう」と声をかけることです。遊び感覚で競争してみたり、「ここまでできたね」と認めたりしながら、少しずつ続けています。また、物の整理も親だけで決めず、「どれを残したい?」と子どもと一緒に考えるようにしています。習慣は、すぐには身につかないもの。だからこそ、気長に「できるようになる日が楽しみだね」という気持ちで向き合っていきたいと思っています。
「なんでママが決めるの?」から気づいたこと
ある朝、「今日は寒いから長袖がいいよ」と声をかけたとき、わが子に「なんでママが決めるの?」と言われ、はっとしたことがありました。私は“子どものため”と思って決めていましたが、本当は「今日寒いかな?」「暑いかな?」「洋服どうしようか」と天気予報の情報をもとに、一緒に考える時間が必要だったのだと思います。気温を見たり、外に出て風を感じたりしながら、自分で選ぶ経験も大切な学びです。
もちろん失敗する日もあります。でも、「ちょっと寒かったね」「次はどうする?」と経験から学んでいくことも、子どもの力になっていくのだと感じました。つい急いでしまい、先回りしたくなる毎日ですが、全部を大人が決めるのではなく、子ども自身が考える余白を残していきたいと思っています。今すぐできる、ではなく、少しずつ確実に身につけられるよう、親が待つことを大切にしたいと実感しました。
子どもを変える前に、見方を変えてみる
最近、わが家ではUNO(ウノ)やトランプがブームです。もしかしたら、「遊んでばかり…」と思ってしまう方がいるかもしれません。しかし、私は決めつけそうになったとき、「この行動から何を学んでいるのかな?」と考えるようになりました。順番を待つこと、負けても気持ちを切り替えること、相手の表情を見ること…。遊びの中には、実はたくさんの学びがあります。子どもを変えようとする前に、まずは親の見方を少し変えてみる。すると、同じ行動でも見え方が変わることがあります。もちろん、私もまだまだ学ぶことばかりです。だからこそ、これからも「子どもを理解したい」という気持ちを大切にしながら、一緒に成長していけたらと思っています。
今回紹介した挨拶の習慣やカードゲームで身につく力も7月以降のコラムで細かくお伝えしていきます。また読んでいただけたらうれしいです。忙しい中、最後まで読んでいただきありがとうございました。



























