「先に謝るが勝ち」で解決! 謝れない子どもへ効果的なアドバイスをしばぴーが教えます

芸人300組にネタを提供してきた作家「芝山大補」さんこと「しばぴー」が、お笑い芸人が使っているコミュニケーションの技術を伝授し、お子さんや保護者のコミュニケーションの悩みに答える『教えてしばぴー!人生が楽しくなる「コミュ力」レッスン』。今回のお悩みは…?
case. 今回のお悩み
「子どもが、友達に嫌なことをしてしまったあと素直に謝れません。気まずくならない“謝り方”はありますか?」
質問ありがとうございます。この相談内容を見て、子どもの頃はなぜ素直に謝れなかったんだろうと思い返してみました。すると僕の場合は「カッコ悪い」「恥ずかしい」「下手に出たくない」という理由で謝るのを渋っていた気がします。
今回のケースは「お子さんが嫌なことをした側」なので、謝りたくない気持ちとも向き合って謝ってほしいんですけどね。しかし、「それでできたら苦労せん! このメガネ!」と思う方がいるかもしれませんので、このしばぴー大先生がアドバイス2つほどしましょう。(自分で大先生言うな)

謝り方のコツ1.まずは「先に謝るが勝ち」作戦!
まず、一つ目ですが「先に謝るクセをつけさせる作戦」です。僕は今でもそうですが、すぐに「ごめんなさい」と謝るクセがあります。これは母からある言葉を教えてもらったからなんです。
その言葉は「先に謝るが勝ち」です。この言葉は有名な言葉なので聞いたことある人もいると思います。先にも言ったとおり、子どもって謝りたくない理由がい〜っぱいあります。子どもは謝りたくない気持ちが強いので、いくら理屈を話しても解決できないでしょう。しかし、この「先に謝るが勝ち」という言葉で勝ち負けに結びつけると行動が一変することがあります。
たとえば、子どもに「お片付けしなさい」と言っても素直に聞いてくれません。しかし「お片付け対決よーいドン!」と勝負事のようにすると頑張って片付けてくれたりします。なので「先に謝るが勝ち」という言葉を教えて「謝らないと負けになるよ」ともっていくのは作戦としてはアリだと思います。
また言葉で教えるだけでなく、その実践している姿を見せるとなおよいです。たとえば、相談者さんが家族の誰かとけんかをしたときに「ごめんね」とすぐに謝る姿を見せる。そして、そのほとぼりが冷めた後にお子さんに「先に謝ったほうが勝ちだから、さっきのはお母さんが勝ったんだよ」と言う。するとお子さんの中では「先に謝ることは負けではない」といった印象になっていくと思います。
したがって、日頃から「先に謝るが勝ち」という言葉で勝負事につなげてみてください。
謝り方のコツ2.友達の好きなものを与える作戦を実行すべし!
続いて2つ目は「友達の好きなものを与える作戦」ですね。言葉だけだと「物で釣るのはちょっと……」と悪いように思うかもしれません。しかし、これは「友達のことを知らないとできないこと」なんです。たとえば、友達に好きでもなんでもない物をあげたら「なに? 物で釣るつもり?」と思われるでしょう。しかし、友達が普段から「ハンギョドン好きなんだ〜」と言っていたとします。
その言葉をしっかり覚えて謝る際に「ハンギョドン好きだって言っていたから、これあげる」とハンギョドンのシールをあげたらどうでしょうか。友達からすると「覚えていてくれたんだ」と嬉しい気持ちになったり、「悪かったって思っているのかな?」と誠意を感じると思うんです。つまり、ここで重要なのは友達の好きな物や好きなことを覚えているアピールをすること。
大人でもパートナーとケンカしたとき、謝る前にパートナーの好きなケーキなどを持っていき許してもらうことが多いと思います(そうですよね。全国のお父さん)。これは単に物で釣っているわけではなく、相手の大好きな物を与えて誠意を示しているんです(そうですよね。全国のお父さん)。
しかし、だからといって謝らなくていいわけではありません。その後にはきちんと「この間はごめんね」と素直に謝ることです。空気が緩んだ分、謝りやすくなるはず。ちなみに、別に与えるのは物じゃなくてもできます。いくつか例を挙げるので参考にしてみてください。
■例
- 前にこの鉛筆カッコいいって言っていたから貸してあげるよ。
- この間、かくれんぼしたいって言っていたから今日はかくれんぼしない?
- ◯◯ちゃんが好きそうなシール手に入ったから交換しない?
このように物をあげる以外にも友達に誠意を見せる方法はあります。これをするためには謝りたい友達の「好きな物」や「好きなこと」をうんと考えてください。その中で自分ができる誠意の見せ方を選びましょう。
謝るのが苦手な子は、今回教えたことを参考にしてくださいね。

今回のまとめ
では、今回のまとめっ!
【謝るときのポイント】
- できれば素直に謝る
- 日頃から「先に謝るが勝ち」を教え込む
- 友達の好きなものを与えてから謝る
いよいよ8月突入で夏休み到来。
子供たちがお家で大暴れするシーズンですね。
み、みなさん!大変だと思いますが、が、がんばって!!(他人事)
では! また来月お会いしましょう!
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