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高さ約150mのテストタワーにも潜入!エレベーターの秘密がわかる社会科見学ツアー

お財布にやさしくて、ワクワクや学びも多い工場見学。工場見学マニアによる連載「子連れで楽しむ工場見学」では、親子で楽しめる魅力的な見学施設をお届けします!
普段何気なく乗っているエレベーター。身近な存在ではありますが、その裏側を見たことがある人はほとんどいないのではないでしょうか。
今回訪れたのは、日本オーチス社のエレベーター開発や研修機能を集約した施設「NOLEC」。技術者が訓練を行う施設や、高さ約150メートルのテストタワーなど、普段は入ることのできない場所がたくさん!
不定期で開催される一般向けの社会科見学ツアーでは、エレベーターを支える技術や安全への工夫を間近で学ぶことができます。身近な乗り物の見方が少し変わる、そんな見学ツアーの様子をレポートします。
東京駅からバスに乗って
訪れたのは、千葉県山武郡にある「日本オーチス・エレベータ・ロジスティックス&エンジニアリングセンター(NOLEC)」。

この日は、一般募集で参加した皆さんとともに、東京駅からバスで約1時間40分かけて向かいました。見学前には、機密情報保持契約書にサイン。

少しドキドキしながら建物へ入ると、まず目に飛び込んできたのは、新宿コマ劇場で実際に使われていたエレベーター展示。

当時のつくりやポスターがそのまま残されており、時代の雰囲気を感じられます。エレベーター好きのお子さんはもちろん、大人も思わず足を止めて見入ってしまう貴重な展示でした。

オーチスの社会科見学
見学は会社紹介からスタート。オーチスは、世界トップクラスのエレベーターメーカーで、世界中で約250万台が稼働。毎日約25億人を運んでいるとのこと。普段意識することはありませんが、エレベーターは私たちの暮らしを支える大切なインフラなのだと実感しました。

ここからは、実際にエレベーターの裏側を知ることができる現場へと入っていきます。

最初に案内されたのは、エレベーターの据え付けやメンテナンスを学ぶ研修施設。ここでは、実際の設備を使った研修が行われており、技術者がどのように安全を支えているのかを間近で見ることができました。

印象的だったのは、エレベーターを動かす「フラットベルト」。従来のワイヤーロープより耐久性が高く、寿命は約2倍になるそうです。普段は見えない部分ですが、こうした技術や点検の積み重ねが安全で快適な乗り心地につながっていることを知りました。

その後は、全国へ部品を発送するパーツセンターへ。ずらりと並ぶ部品が整然と管理されており、24時間体制で出荷に対応しているとのこと。

エレベーターを試験する巨大タワー
そして、見学のハイライトが高さ約150メートルのテストタワー。地上39階、地下6階を備えた巨大なタワーで、エレベーターの安全性や性能を実際に動かしながら確認するための施設です。

最近はコンピューターでシミュレーションできることも増えましたが、最後は実機で確かめることが欠かせないそうです。実際にエレベーターで展望室まで上がることができ、天気の良い日には筑波山まで見渡すことができます。

他にも、通信センターの見学やロボットとの連携デモなど、子どもも興味を引かれるプログラムが盛りだくさん。普段何気なく利用しているエレベーターが、さまざまな技術によって支えられていることを楽しく学べました。
参加希望者は公式インスタグラムをチェック
見学ツアーは不定期開催ですが、募集は日本オーチスの公式Instagramで案内されるとのこと。気になる方はぜひチェックしてみてください。

毎日乗っているエレベーターも、仕組みを知ると見え方が変わるもの。親子で「どうやって動いているんだろう?」を一緒に体験できる、ちょっと特別な社会科見学でした。
ナビゲーター




























