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「ルマンドの生地だけ食べたい!」社員の夢から生まれた特別なお菓子とは?「Un BOURBON」(アン・ブルボン)が関東初出店

「ルマンドの生地だけ食べたい!」社員の夢から生まれた特別なお菓子とは?「Un BOURBON」(アン・ブルボン)が関東初出店

ブルボンのロングセラー商品「ルマンド」。幾重にも重なったサクサクのクレープ生地が特徴ですが、実はこの生地そのもののおいしさに感動した社員の思いから、特別なお菓子が誕生したことをご存じでしょうか。

その名も「クラフト ルマンド クリスプ」。ブルボンのブランド「Un BOURBON(アン・ブルボン)」の看板商品で、今回ついに関東に初登場します!

工場見学マニアの私としては、あのクレープ生地のおいしさが、どのように新たなお菓子の開発につながったのか、気になるところ。今回は、誕生秘話から商品化の苦労まで、ブルボンの担当者にお話を伺いました。

余韻まで上品な「Un BOURBON」

1974年の発売以来、半世紀以上にわたって愛されつづけているブルボンの「ルマンド」。薄いクレープ生地を幾重にも重ね、ココアクリームで包んだ幅広い世代に人気のお菓子です。

50年以上にわたって愛されつづけている「ルマンド」

あのサクサクとした独特の食感が好き、という人も多いのではないでしょうか。そんなルマンドの生地に着目して生まれたのが、ちょっと特別なお菓子「クラフト ルマンド クリスプ」です。

「Un BOURBON」の看板商品「クラフト ルマンド クリスプ」

私も実際にいただいてみましたが、ひと口かじると、ザクザクとした歯ごたえがありながらも、驚くほど軽やかな食感。バターをたっぷり使っているのに、決してくどさはなく、口の中に残る余韻まで心地よいのが印象的でした。

親子で過ごすおやつ時間を、ちょっと特別なひとときにしてくれそう!

「クラフト ルマンド クリスプ」のフレーバーは全部で5種類。どれも生地そのもののおいしさを引き立てる、甘さ控えめの上品な味わいで、親子で楽しむおやつ時間にもぴったりです。食べれば食べるほど、この絶妙な食感や味わいがどうやって生まれたのか、ますます気になってきました!

きっかけは新入社員時代の工場研修

開発のきっかけは、ある社員が新入社員時代に参加した工場研修にさかのぼります。研修中、クリームでコーティングされる前のクレープ生地を食べる機会があり、そのおいしさに感動したのだそう。

「素朴な味わいがとてもおいしくて、同期の間でも『これだけで商品になるのでは?』と話題になったんです」

そのときの感動は、約25年たった今でも忘れられないといいます。私も、これまでの工場見学で、普段は食べられない味付け前のものや、できたてのおいしさに感動した経験が何度もあります。だからこそ、このエピソードには思わず納得。ルマンドにもそんな工場ならではのおいしさが隠れていたとは……。あぁ、工場見学に行ってみたい!

その後、新たなブランドの立ち上げに携わることになった担当者の頭に、あの日の記憶がよみがえりました。

「あのとき食べた、あの生地のおいしさを商品にできないだろうか」

こうして、長年温めてきた思いが、商品開発へとつながっていったのです。

構想から約4年! 新たなルマンドができるまで

とはいえ、「おいしいから商品にしたい」という思いだけで、すぐに商品が生まれるわけではありません。そもそもルマンドは、ブルボンを代表するロングセラー商品。それだけに、新たな商品を開発するプレッシャーも大きかったといいます。

そんななか、2021年春に舞い込んだのが、JR新潟駅(CoCoLo新潟)の改装に伴うテナント募集の話。これを機に新ブランドとしての出店計画が具体化し、商品開発も本格的に進められることになりました。

「ひとつ上のおいしさを届けたい」という思いが込められた、ブルボンのコンセプトショップ「Un BOURBON」

ところが、理想のお菓子を形にするのは想像以上に大変だったのだとか。

「特に難しかったのは、繊細なクレープ生地の形を保ちながら、生地そのもののおいしさを引き出すことでした。ルマンドのようにしっかりとココアクリームで覆わないからこその難しさもあって。開発初期には、こちらが思い描いていたものとは正反対の、チョコレートたっぷりの試作品ができあがったこともあったんですよ」

そんななか、転機となったのは、別の開発テーマに取り組んでいた際に生まれた、思いがけない“あるもの”でした。その正体は企業秘密とのことですが、これをきっかけに試行錯誤を重ね、かつて工場研修で味わった生地のおいしさをさらに磨き上げていったといいます。

あぁ、その企業秘密が気になります!(笑)

ほとんどが手作業のクラフト感あふれるお菓子づくり

商品化までの道のりで、もうひとつ大きな壁となったのが、工場での製造方法でした。

もともと大量生産を得意とするブルボンですが、「クラフト ルマンド クリスプ」は、そのほとんどが手作業。1日に生産できる量も限られています。さらに、繊細なクレープ生地は崩れやすく、当初は思うように製造できなかったといいます。

シンプルながら高級感のあるデザイン。手土産にも喜ばれそうですね

これまでとは違う作り方に挑戦するため、設備なども一から整えることに。

「手間もコストもかかりましたが、何度も試行錯誤を重ねながら、少しずつ技術を磨き、よりよい商品を効率よく作れるように工夫してきました」

ひとつのお菓子が生まれるまでには、こんなにも多くの人の努力や工夫が詰まっているんですね。

想定の2倍を超える反響

そして2024年3月、JR新潟駅の商業施設「CoCoLo新潟」に、コンセプトショップ「Un BOURBON」がオープンしました。オープン後は想定の2倍を超える反響があり、好調なスタートを切ったといいます。

2024年3月に新潟にオープンした「Un BOURBON」

「もともとは子育てがひと段落した世代を主なターゲットに想定し、パッケージや店舗のデザインにもこだわっていました。ところが、実際にオープンしてみると、想定ターゲット以外にもビジネスパーソンからの反響が大きかったんです」

新潟でしか購入できない希少性や、「あのブルボンが手がける特別なお菓子」という意外性から、会話のきっかけになる手土産として選ばれることも多いのだとか。

自分へのご褒美にも、ギフトにもぴったり!

その後、2026年3月には阪急うめだ本店で期間限定のポップアップストアを開催。大々的なプロモーションを行わなかったにもかかわらず、時には2時間以上の行列ができるほどの盛況ぶりで、記録的な売り上げを達成しました。

10月21日(水)から大丸東京店に登場! 整理券情報もチェック

そして今回、「Un BOURBON」が関東に初登場! 2026年10月21日(水)から11月3日(火・祝)まで、大丸東京店の1階イベントスペースに期間限定で出店します。

看板商品の「クラフト ルマンド クリスプ」は、シュガーバター、シナモン、セサミ、チーズ、メープルの全5種類のほか、「クラフト ルマンド フロランタン Op.001キャラメリゼ」も販売。また、冬季限定の「クラフト ルマンド ル・ショコラ」も、今回の出店に合わせて販売が再開されます。

冬季限定の「クラフト ルマンド ル・ショコラ」も登場

なお、混雑緩和のため、午前10時から午後1時まではデジタル入場整理券による事前予約制。整理券は購入希望日の前日午後10時から、大丸・松坂屋アプリを通じて申し込めます。

午後1時~1時30分頃からはフリー入場が予定されていますが、商品によっては売り切れる可能性もあるため、確実に購入したい方は事前に詳細を確認しておくと安心です。

約25年前、工場で味わった生地のおいしさへの感動から生まれた、ちょっと特別なルマンド。自分へのご褒美はもちろん、手土産にも喜ばれそうです!

開催概要

会場:大丸東京店 1階イベントスペース(案内所側)
期間:2026年10月21日(水)~11月3日(火・祝)
営業時間:10:00~20:00
整理券:10:00~13:00の入場は事前予約制(前日22:00受付開始)
購入制限:1人合計20個まで(ル・ショコラは3種類合計3個まで)
※入場方法や販売状況は変更になる場合があります。最新情報は大丸東京店の公式サイトをご確認ください。

ナビゲーター

工場見学丹羽桃子の画像

担当カテゴリー

おでかけ・旅行

工場見学 丹羽桃子

学生時代から工場見学が趣味で、訪問回数は500回を超える。工場見学マニアとして、「マツコの知らない世界」「あさイチ」ほか、メディア出演や記事監修・執筆なども行う。経済メディアや地域情報誌、企業HPなど、ライターとしても活動する。姉妹の母でもあり、台湾高雄に5年間在住経験あり。

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