【パパコラム】大反省……! 妻と話し合った“つもり”になっていたことが発覚しました。

【パパコラム】大反省……! 妻と話し合った“つもり”になっていたことが発覚しました。

&あんふぁんをご覧の皆さん、こんにちは!“パパって最高!”な社会を目指す子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長の杉山錠士です。パパ歴は22年。早くも長女が孫を生んだので40代にして新米おじいちゃんでもあります。

「夫婦で話し合う時間が大切」なんて話は、それこそ耳にタコができるくらい聞いていると思います。実際に2人で話す時間は大切だと思いますし、それを否定するわけではないのですが、問題はその質だろうと思うのです。

重大な話ができる関係性かどうか?

まず、以前から感じているのは、重要なことを話し合うためには土台が必要だということ。子どもをどこの塾に行かせるか?  家を買うかどうか? 今の収入からいくら貯金に回すか? など、家庭を回していくことや、子どものための重大な決定につながる話し合いがあります。

このとき、お互いにちゃんと相手の言っていることを素直に聞けるかどうかが大事だと思うのです。「どうせ自分がラクをしたいからそう言っているに決まっている」「きっと安直に誰かの言ったことをそのまま受け売りしているだろう」などと、関係性がよくないときは、得てして相手の言葉の裏側を勝手に想像してしまうなど、とにかくひねくれた捉え方をしてしまうものです。これじゃあ、話し合いになりません。最初から合意形成を目指していなくて、ほぼ戦闘モード。確かにうちもそんなときがありました。でもまあ、いろいろあって今はその辺は通り越してきたと思っていました。

わが家は僕が朝型、妻は宵っ張りなので時間が取りにくい状況のため、平日、週末を問わずできるだけ買い物には一緒に行くし、散歩の時間も大切にしています。休日は朝から2人で1時間くらい歩いて、立ち食いそばで朝食を取ることもあるほど。

「いい話し合いができた」と思ったのは自分だけ……。

ですが、ちゃんと話し合える関係性だと思っていたのはこっちだけだったみたいです。先日、子どもたちが寝たあとに二人で話す時間を取りました。家のこと、娘たちのこと、親戚関係のこと、そして仕事のこと。今までの自分たちがしてきたことはどうだったのか? ここからどうするのか? デリケートな内容を中心に1時間半くらいじっくりと話し合いました。

結果として、気になっていたことをいろいろ整理できたし、自分の気持ちも妻に伝えることができて、「よし! 明日からまた頑張ろう!」という気持ちで眠りました。それまで心の中で引っかかっていた本音も出すことができて、いい話し合いができたなぁとまで感じていました。しかし、朝起きてびっくり。LINEに妻から長文のメッセージが届いていました。内容は「話し合いが全然納得できなかった」というもの。

ええええええええ。

話し合っているときも、話し合いが終わったときも、そんなそぶりを見せていなかったのに……。でも、それはあくまでこちらの主観。異変に気付くことすらできなかっただけという可能性も十分にあります。最初にメッセージを見たときは、「なんで話し合っているときに言ってくれないの?」とモヤモヤしましたが、時間がたつうちにどんどん自己嫌悪に陥っていきました。妻はもっともっと言いたいことがあったけど、言える環境ではなく、言える関係性でもなかったのだと思います。

中でも妻からのメッセージにあった「こっちが話し終わったあと、『いや』から話し出して否定されている感じになる」というものはぶっ刺さりました。元々クセみたいなもので、否定していないときでも反射的に出てしまいがち(例えば「いや、本当にそうだよね」など)なことは自覚していましたし、この日の話し合いでもたびたび「いや」と言っていたことは自分でも気づいていたのです。

相手を尊重することの必要性と難しさを痛感

今思えば、その気づいたときに「ごめん、またオレ『いや』って言っちゃってるね」などと、その場で言っていていたら少しは違ったかもしれないとも思うのです。少なくとも、僕は言い切ったつもりだったけど、妻は言い切ることができなかったと感じていることは事実。勝手に「いい話し合いになった」などと思っていた自分が恥ずかしくなって大反省。丸1日引きずりました……。

ああ、夫婦の会話って本当に難しい! ずっと学んできたアドラー心理学では、「夫婦で話し合うときは対話が重要」としていて、対等にお互いの意見を尊重し合うことの必要性を知っていたはずなのに、実践が及んでいなかったわけです。とはいえ、自分を見直すいい機会と捉えて、次からはもっと自分本位ではなく、相手も尊重した話し合いができるように、改めていきたいと思います。

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学び・遊び・教育

兼業主夫放送作家 杉山錠士

1976年、千葉県生まれ。兼業主夫放送作家(株式会社シェおすぎ所属)。子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長。ファザーリング・ジャパン会員。アドラー心理学勇気づけ勉強会ELMリーダー。品川区内小学校の現役PTA会長。22歳と14歳という年の離れた2人の娘を持ち、1歳の孫を育てる兼業主夫放送作家として、「ちょうどいいラジオ」(FMヨコハマ)「宮﨑薫のHump Night With Me」(TOKYO FM)などFMラジオを中心に情報番組、子育て番組などの構成を担当。「日経DUAL」をはじめWEBメディアでは各種コラムや記事を執筆。地域ではPTA会長やパパ会運営を歴任。FJ内プロジェクト「秘密結社 主夫の友」では広報を担当。「日大商学部」「筑波大学」や大田区両親学級、品川区男女共同参画課などで講演を実施。著書に「新ニッポンの父ちゃん~兼業主夫ですが、なにか?~」(主婦の友インフォス情報社)「急に『変われ』と言われても」(共著:熊野英一 小学館クリエイティブ)

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