【家計簿公開】預金がなかなか増えない…使途不明金をなくし、無理なく貯蓄するには?FP解説

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32歳/パート

N.Kさん(大阪府)

パパ(36歳・会社員)、長女(5歳)、次女(3歳)の4人家族、持ち家あり。パパの収入で生活し、NISAを月2万円、ママのパート代から月2~5万円を貯蓄しています。ただ、昨年増えた預金は約50万円で、ボーナスの使い道も曖昧です。子ども2人を奨学金なしで大学まで進学させたい一方、40年ローンや老後も不安。今後の働き方を含め、無理なく貯まる仕組みを知りたいです。

相談者の家計簿 Check!

月間収入

  • パパ

    350,000 円

  • ママ

    100,000 円

  • 児童手当

    20,000 円

月間支出

  • 住居費

    85,000 円

  • 保育料・教育費・習い事など

    60,000 円

  • 保険料(学資保険)

    0 円

  • 保険料(その他保険)

    20,000 円

  • 水道・光熱費

    20,000 円

  • 通信費(インターネット・携帯電話など)

    15,000 円

  • 車費

    16,000 円

  • ママのお小遣い

    30,000 円

  • パパのお小遣い

    30,000 円

  • 食費

    60,000 円

  • 日用品費

    15,000 円

  • レジャー費

    20,000 円

  • 医療費

    3,000 円

  • その他(パパの奨学金)

    16,000 円

月間貯蓄

  • 普通貯蓄(パート代から)※月によって20,000~50,000円

    50,000 円

  • 普通貯蓄(児童手当)

    20,000 円

  • NISA

    20,000 円

ボーナス(年間)

  • パパ

    2,000,000 円

  • ママ

    0 円

年単位の支出

  • 旅行・帰省など

    300,000 円

  • ローン返済(住宅ローンのボーナス払い)

    200,000 円

  • 固定資産税

    100,000 円

  • 保険料(年払い)

    0 円

  • 臨時お小遣い

    0 円

年単位の貯蓄

  • 普通貯蓄

    500,000 円

現在の総資産

  • 普通貯蓄

    2,000,000 円

  • NISA

    1,500,000 円

advice 1 貯めた額と残高を照合。ボーナスは半分貯蓄

ボーナス200万円のうち、年間支出60万円と貯蓄50万円を除く90万円が使途不明金となっています。使い道を一度整理してみましょう。今後はボーナスの半分を貯蓄や投資に充て残りの半分を支出に充てます。住宅ローン20万円、固定資産税10万円、旅行30万円など、用途ごとに予算を決めておくと安心です。

advice 2 教育費を先に仕組み化し、40年ローンにも備えて

児童手当を子ども名義の口座に貯めているのは良い習慣です。現在の残高を確認し、大学入学までの目標額から不足分を逆算しましょう。0歳からなら、児童手当と月1万円で1人約450万円が現在の目安。途中からは月額を調整します。40年ローンはパパが73歳ごろまで続くため、繰り上げ返済用の貯蓄も始め、時期や金額は金利と手元資金を見て決めましょう。

advice 3 年収の壁だけではなく家族の未来で働き方を

ママは月10万円働いています。2026年10月から、厚生年金の被保険者が51人以上の企業等では、社会保険加入対象となる賃金要件(月額8万8000円以上)が撤廃される予定です。週20時間以上働く場合は、勤務先に加入条件を確認しましょう。年収の壁で仕事を抑えず、子どもの成長に合わせて時間や職場を見直し、教育費の積立を増やせる働き方を考えて。

result 使う・貯めるを分けて家族の目標を見える化

児童手当やNISAを積み立てている点は、十分頑張れています。まず貯蓄額と実際の残高を照合し、ボーナスは半分を貯蓄、残りを年間支出に予算化しましょう。教育費、住宅ローン、旅行と目的別に運用先を決め、半年に一度は夫婦で残高を共有。働き方も将来計画として話し合えば、旅行も教育もあきらめずに進められます。

※2026年7月10日時点の情報です。法令・制度は変更になる場合があります

イラスト/二階堂ちはる

※この記事は、2026年9月発行の「あんふぁん 2026年10月号」に掲載した記事を再編集したものです

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マネー・スキルアップ

ファイナンシャルプランナー 氏家祥美

FP事務所「ハートマネー」代表。ファイナンシャルプランナー、セカンドキャリアアドバイザー。子育て世代からリタイアメント層まで、家族のお金とキャリアの相談が得意。オンライン相談も実施中。

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