「何か意見ある人〜?」は、実はNG? PTA会議で全員が話しやすくなる4つの工夫

「何か意見ある人〜?」は、実はNG? PTA会議で全員が話しやすくなる4つの工夫

芸人300組にネタを提供してきた作家「芝山大補」さんこと「しばぴー」が、お笑い芸人が使っているコミュニケーションの技術を伝授し、お子さんや保護者のコミュニケーションの悩みに答える『教えてしばぴー!人生が楽しくなる「コミュ力」レッスン』。今回のお悩みは…?

case. 今回のお悩み

「PTAや子ども会の集まりで『何か意見ある方〜?』と振っても、シーンとしてしまいます。最初の重苦しい空気を緩めて、発言しやすくするコツはありますか?」

質問ありがとうございます。そういう場ってなかなか発言してもらえないですよね。喋らせ上手の3級のしばぴーがいくつか解決策を伝授しましょう。(3級はすごいのか?)

では、まず「どういった原因で発言しにくくなっているか?」から考えていきましょう。発言できない原因はこの3つが多いです。

  • 事前に何を話し合うかの詳細を伝えていなかった
  • 人前で注目されるのが恥ずかしい
  • 自分の意見に自信がないから発言できない

では次に、この3つの解説と解決案を教えましょう。

コツをマスターすれば、話し合いも怖くない!

事前に話し合う内容を共有し、一人一案出してもらう

「事前連絡で内容を伝えているに決まってるだろ!」と眉間にシワを寄せている人、少し落ち着いてください。そうですね。ミーアキャットのことを頭に思い浮かべましょう。落ち着きましたか? 落ち着きましたね。ミーアキャットは可愛いですから。怒りに狂いそうになったときはミーアキャットを思い出しましょうね。

話を元に戻し、事前連絡では「〇〇の話をします」ぐらいで「意見やアイデアを一案は考えてきてほしい」まで具体的なお願いはしていないと思うんです。ここまでしないと「誰かが考えてくれるだろう」と他力本願になっちゃいます。それでは発言はしてもらえません。

だから、「一人一案発表してもらいます」とお願いすることです。すると全員準備をしてくるはずです(しない人はデコピンの刑に処しましょう)。具体的なお願いの仕方としては「〇月〇日に〇〇について話し合いがあります。〇〇について意見がほしいので一人一案は考えてきてほしいです」と伝える。 こうすれば他力本願になることを防げます。具体的に「何を考えてきてほしいか」までしっかりと伝えてみてください。

人前で話す緊張感をほぐす「自己紹介タイム」

恥ずかしさが原因で話せない人は多いと思います。これを改善するためには「注目されること」に慣れさせる必要があります。その方法としておすすめなのは、自己紹介をしてもらうこと。しかし、自己紹介だけでは名前を言ってすぐ終わらせる人も出てきます。

そこで「自己紹介」+「子どものよいところ」を話してもらうんです。これだと少し長めに話してもらえます。またポジティブな内容なので場の雰囲気もよくなりそうです。一度慣れることができれば、人前で発言をすることが楽になります。そうすれば意見を言ってくれる人の数は増えるでしょう。 したがって、アイスブレイクとして最初に「自己紹介+少し長く話すこと」をお願いしてみてください。

話し合いのハードルを下げて、話しやすい雰囲気に

意見を思いついても「こんな案なら言わない方がいいかな?」と考える人は多いです。こういう人を発言させるためには、最初に「そこまでよくない案」を言うのが効果的です。誰かが「そこまでよくない案」をポンッと最初に言えば「それぐらいの案でも言ってもいいんだ」と手がどんどん挙がりやすくなるんです。

つまり、意見させるには「いかにして発言のハードルを下げるか?」が重要だということです。ですから、会議では「そこまでよくない意見」を最初に言ってみてください。自分が言ってもいいし、参加者の誰かにお願いしてもいいと思います。そうすれば発言する人は増えると思います。

みんなに話してもらうために重要なのは、聞く側の姿勢!

そして最後に、一番大切にしてほしいことがあります。それは、誰かが話しているときにはしっかりとリアクションをしてあげることです。「うんうん」と大きく頷いたり、発言には感心したりしてあげる。そして意見は否定されると発言するのが怖くなっていくので、褒めることを忘れないようにしてください。

そういうことを徹底することで、「この場はどんなことをいっても大丈夫なんだ」と安心感が生まれます。みんなが安心して発言しやすい場作りをしていきましょう。

いい雰囲気をつくって実りある話し合いになりますように!

今回のまとめ

では、今回のまとめっ!

【会議や話し合いで発言してもらうときのポイント】

  • 事前に、一案持ってくることまでお願いする
  • 話す前に「自分の子供の好きなところ」を話させる
  • 最初に「そこまでよくない意見」を言う
  • 意見にはリアクションをしっかりしてあげる

先日、知らない番号から電話がかかってきて
電話に出たら警察を装った人物から詐欺に遭いかけました。
みなさん、知らない番号の電話は出ずにその番号をネットで調べるようにしてください!
今、こういう詐欺が多いらしいので注意喚起でした!

では!また来月お会いしましょう!

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学び・遊び・教育

ネタ作家 芝山大補

お笑い芸人300組以上のネタ作家を務める人気お笑い講師。2007年NSC大阪校入学。2009年・2011年にはキングオブコント準決勝進出。ネタ作家に転身後は、賞レースのファイナリスト、セミファイナリストなどのネタ制作に携わる。
「笑いの力で人間関係に悩む人を救いたい」という思いから、お笑いの技術を言語化。2022年には「おもしろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則」(ダイヤモンド社)を出版し、2024年2月には7万部を達成。現在は大学や企業の講演でも活躍中。その他の著書に「お笑い芸人が教える みんなを笑顔にしちゃう話し方」(えほんの杜)がある。

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