鈴木あきえさんが語る、赤ちゃん連れの宿選びと、5人家族での旅スケジュールのポイントは

5人家族になって初めての旅行に出かけた、鈴木あきえさん。赤ちゃん連れでの外出に不安もある中でのチャレンジでしたが、実際に行ってみると、大変さだけではない発見があったといいます。今回は、赤ちゃん連れ旅行の大変さや工夫、宿選びやスケジュールのポイント、そして3人育児だからこそ見えてきた気づきまで、たっぷりとお聞きしました。
5人家族になって初めての旅行で感じた大変さ
いつもの旅行バッグでは収まらず、5人家族になったことを実感
5人家族になって初めての旅行だったので、やっぱりこれまでとは違う大変さはありました。赤ちゃんはまだお座りもできないので、どうしても夫か私のどちらかがずっと抱っこしている状態になってしまって。移動中もそうですし、現地でも常に手がふさがっている感覚があって、そこはやっぱり大変でしたね。
それと、今回改めて感じたのは、旅行って出発する前からもう始まっているんだなということでした。特に大変だったのが、事前準備と荷物の多さです。これまでは家族4人分でもこのバッグで収まっていたのに、赤ちゃんが加わったことで、おむつや着替えなど必要なものが一気に増えて、「もうこのバッグじゃ足りない」と感じる場面がありました。
久しぶりの赤ちゃん連れということもあって、「こんなに準備って大変だったっけ?」と感じることもありました。移動の面でも変化があって、車の広さやチャイルドシートなど、これまでとは違う選び方が必要になりました。5人での移動となると、今までの感覚のままでは難しい部分もあるんだなと実感しました。少しずつですが、「5人家族になったんだな」と感じる瞬間が増えてきた気がします。
「子連れ向けの宿」が安心につながった理由
宿選びで大きく変わった、赤ちゃん連れ旅行の過ごしやすさ
今回の旅行で「ここにしてよかった」と強く感じたのが、宿選びでした。選んだのは、もともと何度か利用したことがあって、子どもにやさしいと感じていた宿だったのですが、実際に赤ちゃん連れで行ってみると、その安心感は想像以上でした。
例えば、プールに行ったときも、赤ちゃんをどうしようかと困っていたら、ベビーコットを貸していただけて。抱っこし続けなくてもよくなったことで、上の子たちとも交代しながら楽しむことができました。
ほかにも、お風呂で赤ちゃんを寝かせて洗えるアイテムが用意されていたり、細かいところまで配慮されていて、「ここまでしてもらえるんだ」と驚く場面がたくさんありました。
事前にすべてを調べていたわけではなかったのですが、子連れ向けの宿を選んでいたことで、結果的にいろいろな場面で助けられたと感じています。改めて、赤ちゃん連れの旅行では、宿選びがとても大切なんだなと実感しました。

無理なく楽しむために意識した「スケジュール」のポイント
予定は詰めすぎず、“余白”を残すのが正解
今回の旅行では、スケジュールを詰めすぎないことを意識しました。宿の中で過ごせるタイプの施設だったので、事前に予約したのは「これだけはやりたい」というアクティビティだけにして、あとは現地で子どもたちの様子を見ながら決めることにしたんです。
実際に行ってみると、親が想定していなかった遊びを「やりたい」と言い出したり、その日の気分で過ごし方が変わったりすることも多くて。もし予定を詰め込みすぎていたら、逆に無理をさせてしまっていたかもしれないなと感じました。結果的に、子どもたちのペースに合わせて動けたことで、みんなが無理なく楽しめたように思います。
赤ちゃん連れということもあって、すぐに部屋に戻れる環境だったのも安心でしたし、移動の負担が少ないことで気持ちにも余裕が生まれました。改めて、旅行では「予定を詰めること」よりも、「余白を残すこと」が大切なんだなと感じました。

旅行でいちばん印象に残った、うれしい時間とは?
上の子たちとじっくり過ごし、向き合った大切な時間
今回の旅行でいちばん印象に残っているのは、上の子たちとしっかり向き合えた時間でした。赤ちゃんが生まれてからは、どうしても「静かにして」「それはやめてね」と注意することが増えてしまっていて。気づけば、小言ばかりになっていたなと感じていたんです。
もちろん一緒に過ごす時間はあるのですが、以前のようにゆっくり遊んだり、しっかり向き合ったりする時間は減ってしまっていて。
そんな中での今回の旅行では、久しぶりに上の子たちとじっくり過ごすことができて、「あ、やっぱりかわいいな」と改めて感じられたんです。それがすごくうれしくて。こういう時間って大事だなと感じました。

3人育児で気づいたことと、これからの楽しみ方
「目も手も足りない」からこそ見えた子どもの成長
この旅行でも感じたことですが、3人育児になって感じたのは、「目も手も足りない」ということでした。子どもたちに同時に話しかけられたり、誰かが泣いていたり、全部を同じように見てあげることが難しい場面が増えて、「どうしよう」と思うことも正直ありました。
でも、少し時間が経って振り返ってみると、そういう「手が足りない」状況だったからこそ、子どもたちの成長に気づけたことも多かったなと感じています。
例えば、これまで手伝っていたことを子どもたちだけでできるようになっていたり、話をするときなどに自分の順番を待てるようになっていたり。環境が変わったことで、自然とできることが増えていたんですよね。親としてはつい手をかけてしまいがちですが、少し手を離してみることで見える成長もあるんだなと感じました。もちろん大変なこともありますが、その中で見える変化や成長を楽しめるようになってきた気がします。
大変なこともありますが、無理のない形で、自分たちなりに楽しめる方法を見つけていけたらいいですよね。
取材・文/やまさきけいこ
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