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旬のキノコで子ども喜ぶ8レシピ!使えるキノコ別冷凍保存法も
今が旬の「キノコ」は低カロリーで栄養がたっぷり。子どもにもたくさん食べてもらいたい食材でもあります。しかし「キノコ」が苦手なお子さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、わが家の子ども達も好きな8つの「キノコレシピ」を紹介したいと思います。
キノコを長持ちさせる種類別冷凍保存法も合わせてチェックしてくださいね。
キノコの豊富な栄養素
キノコにはキャベツなどの野菜を上回る食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維といえば便通をよくする働きがありますね。また、動脈硬化、糖尿病、大腸がんなどの生活習慣病の予防にも役立つそうです。
また、ビタミン・ミネラル、葉酸、カリウムなどの栄養素も豊富。そして育ち盛りの子どもにもたくさんとってほしいアミノ酸や、身体を守る能力を向上するβグルカンも豊富に含まれています。
キノコは冷凍保存がおすすめ!
キノコは料理にも使いやすい食材ですが、すぐに傷んでしまいますよね。そんなキノコの保存は断然「冷凍保存」がおすすめ。冷凍保存をすると、酵素の働きにより加熱後の香りやうまみが増すといわれています。
わが家ではキノコを買ってきたら、すぐ(1日~2日以内)に使用する分以外は冷凍保存をするようにしています。それだけで、長持ち度、鮮度が全然違いますよ。
種類別の冷凍保存方法
私が冷凍保存するのは、料理によく利用するシイタケ・エリンギ・エノキ・シメジです。どれも凍ったまま調理できるので時短になります。
シイタケ・エリンギ
シイタケは軸を落として、かさだけの状態で密閉保存。
エリンギはだいたい半分に切って保存しています。シイタケもエリンギも凍ったままでも包丁で切ることができるので、調理の前にさっと切ってそのまま使えます。保存目安は約1か月です。
エノキ
エノキは石づきを切り落としてから、使いたいサイズにカットします。わが家では、カットせずにそのまま使う分と、カットして使う分と分けて保存しています。凍らせたエノキは、一度に使いきらないと、残った分が水っぽくなってしまうので、一度に使いきれる量ごとにを袋に入れて冷凍することをおすすめします。冷凍するときもしっかり密閉しておくことがポイント。保存目安は約1か月です。
シメジ
シメジは石づきを切り落とし、ほぐして密閉保存。保存の目安は約1か月です。
キノコが苦手な子どもにもおすすめ【キノコ入りつくねハンバーグ】
【材料2~3人分】
・エノキ 1/6株
・シイタケ 2つ
・鶏ひき肉(モモ・ムネどちらでも可)300g
・ネギ(ニラでも可)お好みで
・酒 大さじ1
・オイスターソース 小さじ2
・にんにく(チューブ使用)適量
・しょうが(チューブ使用)適量
・かたくり粉
【作り方】
1.エノキ、シイタケ、ネギをみじん切りにする
2.ボウルに1で切った材料と残りの材料を全て入れ、混ぜ合わせる
3.フライパンに油をひき、混ぜ合わせたモノを好きな大きさにして焼いていく
4.両面がしっかり焼け、中身まで火が通ったらできあがり
わが家の子どもたちにも大人気の定番メニュー。キノコのみだとなかなか食べてくれませんが、このつくねハンバーグにすると、おかわりするほど食べてくれます。
ハンバーグのみでも十分おいしいですが、お好みで卵の黄身につけたり、醤油やポン酢、塩などをかけるのもおすすめ。キノコが苦手なお子さんにもぜひ。
とろっとしたあんが口に広がる!【厚揚げのキノコあんかけ】
【材料2人分】
・ブナシメジ 1/2株
・エノキ 1/4株
・厚揚げ 4個(270g)
・ネギ お好みで
・水 100ml
・めんつゆ(2倍濃縮)100ml
・砂糖 少々
・かたくり粉
【作り方】
1.エノキを半分に切る
2.お鍋に厚揚げを入れ、両面焦げ目がつくまで焼く
3.水、めんつゆ、砂糖を入れ、沸騰したらエノキ、シメジを入れる
4.キノコに火が通り、煮立ったら厚揚げを取り出す
5.お鍋に片栗粉を入れて混ぜ、厚揚げにあんをかけてネギをちらしたらできあがり
とても簡単に作れるので、時間がない時にもおすすめのレシピ。
簡単にできるのにボリュームもあるので品数が少ない時でも安心です。キノコのうまみがたっぷり入ったあんと、香ばしい厚揚げの相性が抜群! ごはんがすすむ一品です。
いい香りでほっと一息【シイタケと春菊のおすまし】
【材料2人分】
・シイタケ 3つ
・春菊 1/2袋
・だし汁 600ml
・うすくち醤油 小さじ2
【作り方】
1.シイタケ、春菊を食べやすい大きさに切る
2.お鍋にだし汁を入れ、沸騰したらうすくち醬油を入れる
3.シイタケをいれ少し煮る
4.春菊を入れて1分ほど待ったらすぐに火を止めできあがり
シイタケと春菊の香りが食欲をそそるレシピ。
脂っこいものをたくさん食べた後に飲むと、ほっと癒される一品です。家庭でいつもお味噌汁の出番が多いという方は、たまにはおすましもおすすめですよ。
お弁当にも!おいしい節約レシピ【キノコとモヤシのマヨポン炒め】
【材料3人分】
・エノキ 1/2株
・ブナシメジ 1/2株
・モヤシ 1袋
・豚肉(ベーコン、ソーセージなどでも可)200g
・酒 大さじ1
・ポン酢 大さじ2と1/2
・マヨネーズ 大さじ1
・鶏ガラスープの素 少々
・砂糖 少々
【作り方】
1.エノキ、シメジを食べやすい大きさに切る
2.フライパンに豚肉を入れ、色が変わり始めたらモヤシを入れ軽く炒める
3.エノキ、シメジを入れ、酒を入れてなじんだら鶏ガラスープの素と砂糖を入れる
4.ポン酢、マヨネーズを味をみながら入れ、混ぜ合わせたらできあがり
少しクセがあるシメジの味も、マヨネーズのまろやかさが消してくれるので、子どもでも食べやすいレシピ。
マヨポンのアクセントにキノコのうまみがうまく絡んでいるので、お箸がとまらなくなるほどおいしいですよ! ポン酢とマヨネーズはお好みで調整してくださいね。
子どもが好む味付けでキノコもパクパク!【キノコのケチャップ炒めチーズがけ】
【材料2人分】
・エリンギ 1パック
・マイタケ 1パック
・とろけるスライスチーズ 2枚
・ネギ お好みで
・顆粒コンソメ 小さじ1~
・ケチャップ 大さじ1~
・にんにく(チューブ使用)少々
・塩コショウ 少々
【作り方】
1.エリンギ、マイタケを食べやすい大きさに切る
2.フライパンに油を敷き、にんにくを入れ、エリンギ、マイタケも入れる
3.火が通ってきたら、コンソメとケチャップを入れ、塩コショウで味をととのえる
4.キノコにチーズをのせ、溶けてきたらネギをちらしてできあがり
チーズがトロトロにとろけている間に食べるのがポイント。
食卓にフライパンのまま出せば、アツアツのまま食べられるのでおすすめ! 熱いのが苦手なお子さんは、少し冷めてから食べてくださいね。キノコが苦手なわが家の子どもも、大好きなケチャップとチーズの味付けなので食べてくれます。
にんにくの香りとキノコのうまみで食欲倍増!【エリンギのガリバタ醤油ソテー】
【材料2人分】
・エリンギ 1パック
・にんにく 2かけ
・ネギ お好みで
・バター 10g
・醤油 小さじ1
・白だし 少々
【作り方】
1.エリンギを食べやすい大きさに切る
2.フライパンに、にんにくとバターを入れ、香りが出てきたらエリンギを入れる
3.エリンギに火が通り始めたら、醤油と白だしを入れ、軽く混ぜたらできあがり
このレシピも短時間で簡単にできるので、「あと一品ほしい!」という時にもあっという間にできるのでおすすめ。ごはんのおかずにも、お酒のおつまみとしても合います。にんにくを少なめにして作ると、子どもにも食べやすいですよ。
塩で食べるのがおすすめの定番レシピ【シイタケの肉詰め】
【材料2人分】
・シイタケ 9つ
・エノキ 1/4株
・鶏ひき肉(モモ・ムネどちらでも可)300g
・ニラ お好みで
・小麦粉(シイタケにふる用)
・酒 大さじ1
・酒 適量(焼く時用)
・オイスターソース 小さじ2
・にんにく(チューブ使用)適量
・しょうが(チューブ使用)適量
・塩コショウ 少々
・かたくり粉 約大さじ1
【作り方】
1.エノキとニラををみじん切りにし、シイタケの石づきを落とし、内側に小麦粉をふる
2.ボウルに鶏ひき肉とすべての調味料を入れ、混ぜ合わせる
3.小麦粉をふったシイタケに、ひき肉を詰めていく(すき間ができないようにしっかり詰める)
4.フライパンに、ひき肉側を下にして、少し焦げ目がつくくらいまで焼く
5.うら返して酒をまわし入れ、フタをする
6.弱火~弱中火にしてじっくり焼き、ひき肉にしっかり火が通ったらできあがり
お肉自体にも味がしっかりついているのでそのままでもおいしいですが、お好みでポン酢などをかけるとよりおいしく食べられます。中でもおすすめは塩! シイタケのジューシーさがダイレクトに感じられます。肉詰めに使うシイタケは、笠が大きめで肉厚のものを使うと、上手に仕上がりますよ。
うまみが染みてカラダも温まる【キノコの中華スープ】
【材料2人分】
・シイタケ 大2つ
・エノキ 1/4株
・卵 1個
・ネギ お好みで
・水 600ml
・オイスターソース 小さじ2
・鶏ガラスープの素(ウェイパーなど)小さじ1
・ごま油 お好みで
・かたくり粉
【作り方】
1.シイタケ、エノキをお好みの大きさに切り、卵をといておく
2.お鍋に水、オイスターソース、鶏ガラスープの素を入れる
3.沸騰したら、シイタケ、エノキを入れ、火が通るまで煮る
4.かたくり粉を入れ、よくかき混ぜたら卵を入れ、次は混ぜずに少し待つ
5.卵が少し固まり始めたら軽くまぜ、お好みでごま油を回し入れ、ネギをちらせばできあがり
ひんやりしてくるこれからの季節にぴったりの身体が温まるレシピ。
キノコのうまみがたっぷりとスープにしみ出ているので、栄養もたっぷり。寒い季節になってくると朝起きるのもツラくなってきますよね。そんな時にもこのキノコスープがおすすめ。栄養もとれ、身体を優しく温めてくれますよ。キノコが苦手なお子さんには、キノコを細かく切ってあげるとかなり食べやすくなります。
今回の「キノコレシピ」は簡単にできるものが多いので、時間がない時でも作りやすいです。うまみと栄養がたっぷりの旬のキノコを、親子でたくさん食べれるように、ぜひ今回のレシピを参考にしてみてくださいね!
【参考資料】