1日1個のりんごで医者いらず!?栄養も取れて簡単なレシピ

りんごはおいしいだけでなく、健康や美容にいいとされている栄養がたくさん含まれています。この記事では、りんごの栄養と効果効能や保存方法、皮をむいて食べるだけではない簡単レシピを紹介します。

医者いらずと言われるりんごの栄養と効果

りんごは、イギリスで「1日に1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるほど、体によい食材と言われています。実際にどんな栄養素が含まれていて、どんな効果効能があるのか見ていきましょう。

数千種類あるとされているポリフェノールは種類によって働きが異なりますが、りんごに含まれているポリフェノールには、脂肪の吸収や血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。また、メラニンを作りだすチロシナーゼの働きを抑制するため、シミ・そばかすの予防にも期待できます。

食物繊維は、整腸効果や血中コレステロール値の上昇を抑える効果があります。

ビタミンCは、抗酸化作用・免疫力向上が期待できる栄養素。また、メラニン生成を抑制する働きもあるため、ポリフェノール同様にシミ・そばかすの予防にも期待できます。

カリウムには、体内の余計な水分や塩分の排出を促す利尿作用があるので、むくみ改善に効果を発揮します。

りんごは暑さが苦手なため、長持ちさせたい場合は野菜室で保存しましょう。そのまま冷蔵庫へ入れるのではなく、1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、ポリ袋などに入れてから冷蔵庫で保存するのが理想です。

理由は、りんごから発散されるエチレンガスが、冷蔵庫に一緒に保存されている他の野菜や果物の成熟を必要以上に早めてしまうためです。少し手間ではありますが、1個ずつ包んでから冷蔵庫で保存するようにしましょう。

皮つきのまま軸が右か左にくるようにりんごを横にして、輪切りにします。この切り方は、断面を見たときにりんごの芯が星の形に見えることから「スターカット」と言われています。

子どもに芯が気になる場合は、芯の部分を小さめに切り抜くといいでしょう。クッキーの型などを使うと簡単ですよ。

＜材料：家族4人分＞

りんご …1個

砂糖 …大さじ3

レモン汁 …小さじ1

クリームチーズ …60g

春巻きの皮 …6枚

水溶き片栗粉 …大さじ1

＜作り方＞

1.りんごは皮をむき、さいの目切りにする

2.鍋にりんご、砂糖、レモン汁を入れて熱し、水分がなくなるまで煮込む

3.2の粗熱をとっている間に、春巻きの皮は4等分に、クリームチーズは1cm角に切る

3.りんごとクリームチーズを春巻きの皮にのせ、水溶き片栗粉を皮のふちにつけて包む

4.トースターで焼き色がつくまで焼いたら完成！

写真は棒状に包みましたが、三角形や長方形に包んでもOK！ワクワクするので、ぜひ子どもと一緒に作ってみてくださいね。

＜材料：家族4人分＞

りんご …1個

砂糖 …大さじ2

オリーブオイル …大さじ1

＜作り方＞

1.りんごをスターカットに切り、食べやすいように芯をくり抜いておく

2.フライパンでオリーブオイルを熱し、りんごを並べたら弱火で加熱する

3.両面がしんなりしてきたら砂糖をふり入れ、フライパンをゆすりながら絡めたら完成！

webライター × 食育講師池田夕起

横浜でゆるっと気ままな暮らしをしている、2歳差兄弟ママ。自宅やオンラインで離乳食や幼児食の講師を務めたり、ママや子どもに向けたおやつ作り教室を開催。コストコ歴10年以上。WEBライター・WEBディレクターとしての顔ももつ、複業ママです。