公開 :
コールマン日本創業50周年アイテムは?汐見稔幸先生とmaiさんが考える、親子アウトドアの楽しみ方

コールマン日本創業50周年を記念したイベントを編集部がレポート。教育学・保育学を専門とする東京大学名誉教授の汐見稔幸先生と、モデル・タレントで1児のママでもあるmaiさん、コールマンのマーケティング・ディレクターの根本昌幸さんが登壇し、子どもの非認知能力を育む自然体験の大切さや、親子で無理なく外遊びを楽しむヒントについて語りました。
汐見稔幸先生が語る、子どもに自然体験が必要な理由
イベントでは、まず、子どもの育ちにおける自然体験の意味について、東京大学名誉教授の汐見稔幸先生の特別講義が行われました。
汐見先生は、今の子どもたちが小さい頃から自然の中で自由に遊ぶ機会が減っていることに触れます。
「自然といっても、例えば暑いときに暑さを感じるとか、窓を開けて風を感じるとか、雨が降ったときに雨に当たるとか。そしてもちろん、森の中へ行って蛇の抜け殻を見つけたり、河原で魚を追いかけてみたりと、さまざまな自然体験があります。私たちが子どもの頃は、家の前の道が一番大事な遊び空間でした。でも、道は舗装されて、自動車が通る空間になり、結局子どもたちは外で自由に遊ぶことができなくなってしまっています。」(汐見先生)

子どもに自然体験が必要な理由とは
汐見先生が子育てで大切だと考えているのは、「人類が昔からやってきたことを、小さいうちにちゃんと経験する」こと。つまり、自然の中で遊ぶ経験だと語ります。
「自然の中では、偶然起こることがたくさんあります。ちょっとした林に入っても、見ようと思っていた紅葉がまだきれいではなかったり、「何の卵だろう」というものに出合ったり、木に登ろうとして滑らないように気を付けたり。こうした、偶然起こることに対して、上手に対応していく力が、社会の中で生きていくときに必要な力だとされています。」
汐見先生は、この力こそが近年注目されている「非認知能力」だと説明します。
点数では測りにくい、粘り強さや工夫する力、状況に合わせて判断する力は、自然の中での遊びから育まれていくのです。
都市は便利で暮らしやすい一方、「ここは何をする場所」「ここではどう振る舞う場所」と、意味や役割があらかじめ決められている空間が多いものです。
一方、自然の中では、子ども自身が「これは何だろう」「どうやって遊ぼう」と意味を見つけながら過ごします。
汐見先生は、都市の利便性と、自然の中で偶然起こることを解決していく面白さ、その両方を体験することで、人はより「人間らしく」育っていくと語りました。
maiさんと考える、親子アウトドアを楽しむコツ

その後のトークセッションでは、5歳の女の子のママでもあるモデル・タレントのmaiさんが、親子でのアウトドア体験についてトーク。maiさんは自身の子育てがコロナ禍でのスタートだったため、「家の中でどう遊ぶか」に重きを置いており、自然体験の大切さを改めて感じた」と語ります。
maiさんから「親子でアウトドアをする際のポイント」について質問があると、汐見先生は、「子どもが自らどうやって遊ぶかを見つけるのが大事」と話します。
「子どもの遊びは、指示されてやるものではないので、親は見守って、子どもが遊び方に困っているのであれば一緒になって遊んだり、面白い道具を与えてあげたりするのが良いです。また、異年齢で上の子が遊ぶのを下の子が真似したり、上の子が下の子に教えたりすることで、子どもの社会性も育まれていきます」(汐見先生)
また、コールマンのマーケティング・ディレクターの根本昌幸さんは、「せっかく非日常体験をしに来たのだから、子どもに“ダメ”と制限をするのではなく、親がまず楽しんでください。親が楽しんでいると子どもは絶対楽しいですから」とアドバイス。
子どもの「やってみたい」を見守ることで、自然体験はより豊かなものになりそうです。
コールマン日本創業50周年の特別デザインアイテムはこちら
イベントでは、コールマン日本創業50周年を記念した特別カラーのアウトドアアイテムも紹介されました。
やわらかな色合いと日本らしいモチーフを取り入れたデザインで、親しみのある人気アイテムが記念仕様に。テントやチェアなど、いつものアウトドア時間を少し特別にしてくれるラインアップです。

自然の中で過ごす時間は、子どもの「生きる力」を育てる大切な体験。遠くへ出かけなくても、身近なところから始めてみてはいかがでしょうか。

























